アウトドア キャンプ 自然と生きる in 福島

自然の中で食べる「ごちそう」紹介します!レシピも!

【アウトドア キャンプ 自然と生きる】静かで広大な「ブナ平」(檜枝岐村のキャンプ場)

2021/08/22 11:30

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テント設営に挑むなすびさん
テント設営に挑むなすびさん
新しい尾瀬沼ビジターセンターの館内で、阪路さん(右)から展示の説明を受けるなすびさん
新しい尾瀬沼ビジターセンターの館内で、阪路さん(右)から展示の説明を受けるなすびさん

 檜枝岐村の中心部から352号国道を御池方面に車で約30分進むと、ブナの広大な原生林が広がる。「ブナ平」と呼ばれ、風に葉がこすれる音が響く静かな空間だ。

 範囲は広大で、御池-沼山峠間のシャトルバスからは、上からの景色を堪能できる。ブナ平には太い幹のブナなどが立ち並ぶ。新緑の季節は残雪も見られる。紅葉の時期は美しく、観光客を魅了している。

 なすびさんは国道から原生林を眺めた。「古里に息づく自然の姿を感じられる。これからも大切にしていきたい景色の一つ」と話した。

 村内にはキャンプ場が十カ所ある。そのうちの一つで野営した。このキャンプ場からブナ平まで車で約20分、尾瀬交通の基点となる御池までは約25分だ。

 キャンプ場は近くに渓流があり、水の音が響く。なすびさんは自らテントを設営し、「自然に囲まれた場所。尾瀬への拠点にもなる」と野営を楽しんだ様子だった。


■檜枝岐村のキャンプ場一覧

・尾瀬泉キャンプ場 電話 0241(75)2180

・見晴野営場 現地季節電話 090(1062)1395

・オートキャンプ尾瀬街道 電話 080(9335)2388

・尾瀬沼野営場 電話 090(7064)4183

・尾瀬よなご平キャンプ場 電話 090(7071)5450

・キリンテ白樺キャンプ場 電話 0241(75)2420

・七入オートキャンプ場 電話 0241(75)2366

・バンガロー&キャンプからまつ 電話 080(5554)0520

・キリンテかわばたキャンプ場 電話 0241(75)2157

・見通りオートキャンプ場 電話 0241(75)2075


■なすびさん 檜枝岐産キャンプ飯に挑戦 地元の新鮮食材イワナに太鼓判

 なすびさんはキャンプ場で檜枝岐村産のイワナやマイタケなどを使い、ご当地ならではの「キャンプ飯」づくりに挑戦した。

 村内で飲食店を営む河原田美穂さん(37)と一緒に調理した。メニューはイワナのカルパッチョとイワナの塩焼き、マイタケの肉巻き。

 イワナのカルパッチョは地元で購入した新鮮なイワナを使用した。身を切り分け、タマネギやミニトマトなどと合わせる。最後にさんしょうを漬け込んだオリーブオイルをかければ完成だ。

 イワナの塩焼きは、はらわたを取ったイワナを鉄串に刺して塩を振って焼くシンプルな料理。マイタケの肉巻きは村産の大きなマイタケに豚バラ肉を巻いて焼く。

 料理を味わったなすびさんはカルパッチョがお気に入りで、「新鮮だからこそイワナを生で食べられる」と太鼓判。河原田さんは「地元の食材を使えば、屋外での食事がよりおいしくなる」と話した。


■尾瀬沼ビジターセンター 自然の素晴らしさ発信

 尾瀬国立公園の尾瀬沼湖畔には環境省の尾瀬沼ビジターセンターがあり、尾瀬の自然に関する情報発信などに取り組んでいる。

 センターは老朽化のため同省が新施設を建設し、昨年11月に完成した。今年7月に開所した。常設展示や企画展示コーナーなどがある。

 なすびさんは尾瀬に咲く花の種類や自然を守る取り組みなどを学んだ。案内した責任者の阪路善彦さん(60)は季節ごとの見どころなどを紹介し、「尾瀬の自然の素晴らしさを多くの人に知ってほしい」と話した。