
10月2、3の両日、2年ぶりに開催が予定されていた福島県重要無形民俗文化財の「二本松の提灯祭り」は、県内外の新型コロナウイルスの感染状況を考慮して中止となった。みこしや太鼓台の運行、御幣の巡回はせず、2日の二本松神社での例大祭神事のみ実施する。二本松神社総代会が7日、決めた。
今年は規模を縮小して7町内ごとに太鼓台を引き回す予定で、太鼓の練習なども始まっていた。二本松神社の安藤豊宮司(45)は「非常に残念だがやむを得ない。二年連続の中止となるが、提灯祭りやおはやしはしっかり継承していきたい」と話している。