新型コロナ 福島県内の情報

福島県内の新型コロナ感染4日連続ゼロ 1日県発表分 10月全体では41人

2021/11/01 21:02

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 福島県は31日の新型コロナウイルス検査で新たな感染者は確認されなかったと1日、発表した。県内での新規感染者がゼロになるのは4日連続。10月の新規感染者数は41人で、前月と比べ619人減少した。月別の感染者数が50人を下回るのは昨年7月以来1年3カ月ぶり。県はワクチン接種や人流の抑制などが感染状況の落ち着きにつながっているとみている。

 41人を市町村別で見ると、いわき市が12人で最多。白河市が10人、郡山市が8人と続いた。41人のうち40人が都市部で確認されている。感染経路は家庭内が17人(41・5%)で最も多く、感染経路不明が16人(39・0%)、知人が6人(14・6%)、職場関係とその他がそれぞれ1人(2・4%%)だった。

 年代別で見ると、40代以下が32人と全体の78・0%に上った。9月の40代以下の割合73・0%と同傾向となった。10月のクラスター(感染者集団)は9月より10件少ない1件となった。10月16日以降は確認されていない。

 県内の感染者は前日と変わらず累計9483人となっている。県によると、31日時点の入院者は4人で、県が確保している病床637床の使用率は0・6%(前日比0・2ポイント減)。入院者のうち2人が重症となっている。