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【アウトドア キャンプ 自然と生きる】太平洋を一望、景色雄大 高塚山(川内村)

2021/12/19 08:58

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雪に覆われた高塚山山頂からの眺めを楽しむなすびさん(右)と渡辺さん
雪に覆われた高塚山山頂からの眺めを楽しむなすびさん(右)と渡辺さん

 山頂に立つと、遠くは太平洋を見渡せる。高塚山(1、066メートル)は、阿武隈山系の最高峰大滝根山(1、192メートル)の南東側に位置する。眼下には川内村や富岡町などの景色が広がり、雄大な景色に息をのんだ。

 阿武隈高原中部県立自然公園の一部で、山頂の高塚ポッケの直下まで車道が整備されている。基点となるのは高塚高原キャンプ場。この日は朝方に雪が降り、山道に積もっていた。登り始めて5分ほど、すぐに高塚ポッケに到着した。風が強かったが、晴れ間が見え、遠くまで眺めることができた。太平洋を航行する船の姿も見えた。

 周辺には遊歩道が整備されている。名所「ペラペラ石」まで歩く。雪に足を取られながら慎重に進む。勾配はほとんどなく、30分ほどでペラペラ石に到着した。背の高さを超える巨大な石が目の前に現れた。

 案内してくれた地元の森林インストラクター渡辺常秀さん(72)によると、住民が景色を楽しみながら、この場所でおしゃべりを楽しんでいたことが名前の由来だという。裏側には観音の姿が刻まれている。周囲の巨石の上に立つと、遠くまで見渡せた。

 帰りは村の花サラサドウダンが群生している場所を通った。6月ごろにピンク色の花が咲く。今年6月に、東日本大震災前以来、11年ぶりにかわうち高原ドウダン祭りが開かれた。多くの人が美しい花を楽しんだという。

 冬場はキャンプ場に通じる道は封鎖されている。渡辺さんは「新緑から初夏にかけての景色は見事。古里の誇りになっている」と話す。美しい花々を眺めるために、初夏にもう一度訪れたい場所だ。

文 秋山 義仁 写真 佐藤 裕之 (次回は26日掲載予定)


■なすびのお薦めポイント 「新緑の季節にまた」

 初心者にお薦めな場所。海まで見渡せる景色は見事でした。ペラペラ石は迫力があり、ここから見る景色も素晴らしかったです。新緑の季節に訪れるのがいいと思います。