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福島県宿泊補助「県民割プラス」1月末まで延長 「ワクチン・検査パッケージ」導入

2021/12/22 09:34

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 福島県は12月末までとしていた県民限定の宿泊補助事業「県民割プラス」について、来年1月30日宿泊分まで延長する。今月23日から予約を受け付ける。国の方針に基づき1月分はワクチン接種証明書か陰性証明書を提示する「ワクチン・検査パッケージ」を初めて導入する。県が21日、発表した。

 来年1月1日宿泊分から利用する場合は、免許証などの本人確認書類に加え、ワクチン接種証明書またはPCR検査などの陰性証明書の提示が必須となる。接種証明書は2回目接種から14日以上経過していることが条件。陰性証明書はPCR検査と抗原定量検査が3日以内、簡易の抗原定性検査が1日以内とそれぞれ有効期限を設けている。

 接種証明書と陰性証明書は撮影した画像やコピーでも可能。宿泊後の提示は認めず、宿泊施設が確認できない場合は県民割プラスの適用が受けられない。12歳未満の子どもについては、同居する保護者が同伴する場合のみ接種証明書と陰性証明書の提示が不要となる。

 県民割プラスは税込み5000円以上の宿泊を対象に、料金に応じて2500円から1万円を割り引く取り組み。12月分の予約で補助上限に達し割引クーポンが発行されなくなった宿泊施設でも利用が可能となる。宿泊施設への電話、旅行サイト、旅行代理店などで予約を受け付ける。