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福島県の感染状況レベル2に引き上げ 新型コロナ急拡大受け

2022/01/15 10:16

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 福島県内での新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、内堀雅雄知事は14日、県新型コロナ対策本部員会議で県内の感染状況が悪化したとして、レベル判断をレベル2(警戒強化)に引き上げた。感染力の強い新変異株「オミクロン株」による爆発的感染拡大を防ぐため、県民に県境を越える不要不急の移動自粛などを求め、人流を抑制する。感染者の急増や病床使用率の上昇を踏まえ、ホテルなどの宿泊療養施設を505室増やして1108室に拡充する。

 県は県内での新規感染者数の急増や入院者の増加に伴う確保病床の使用率の項目でレベル2の基準「20%」を超えた点や、本県の感染状況に影響を与える首都圏での感染急拡大などを総合的に考慮し、これまでのレベル1(維持すべき段階)から引き上げた。

 県民や事業者に対し以下の通り基本的な感染対策の強化を示した。県民には県をまたぐ不要不急の移動や大人数・長時間の飲食、感染リスクの高い場所への外出の自粛を新たに求めた。事業者には感染のさらなる拡大に備え「事業継続計画(BCP)」の再点検を呼び掛けた。

 内堀知事は本部員会議で「県内も第6波に入った」と強調した上で「オミクロン株は感染力が非常に強く、短期間で爆発的に感染が広まる。これまでの経験をはるかに超える」と強い警戒感を示した。医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する可能性がある場合には、県独自の対策やまん延防止等重点措置などの強い行動制限を検討する考えも示した。

 県はワクチンの3回目接種の加速に向け、市町村と共同で大規模接種を実施する方針も示した。既に関係市町村との協議に着手したとしている。


感染レベル引き上げに伴う基本対策強化のポイント

■県民に対して

・県をまたぐ不要不急の移動は極力控える

・大人数、長時間の飲食は控える

・混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出は避ける


■事業者に対して

・生活や経済の安定確保のため、事業継続計画(BCP)を再確認する。未策定の場合は早急に策定する

・職場内の感染防止対策を徹底する

・ローテーション勤務、時差出勤、在宅勤務(テレワーク)、オンライン会議などを活用する

・業種別ガイドラインを順守する