【SDGs 福島から未来へ】みちのく陸運 最新車導入で環境配慮

2022/01/16 13:56

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最新の排ガス処理装置が導入されたトラック
最新の排ガス処理装置が導入されたトラック

 運送業界全体で環境への配慮や働き方へ改革への取り組みが求められている中、福島市のみちのく陸運はトラック買い替え時の最新型車種導入や残業時間削減目標を一年ごとに掲げるなど、持続可能な経営を目指して工夫を凝らす。

 大型トラックはハイブリッド車の開発・普及が緒に就いたばかりで、電気、水素自動車も高価なため、現時点での導入は難しいとされている。同社は車両約百台を保有しており、買い替えの際には尿素水を用いる最新の排ガス処理装置が搭載された最新の車種を積極的に購入している。こうした取り組みが評価され、交通エコモ財団の「グリーン経営認証」を取得した。

 長距離運送業務は時間外労働を伴う仕事だが、細かく勤怠管理を行うなど「月十時間削減」の目標を掲げ、労働環境の改善を進めている。

日本全国に商品を配送

 今年で創業四十八年を迎える。主にタイヤや家電、飲料などを運送する。従業員百三十五人を抱え、本県周辺から日本全国に商品を届ける。二〇〇七(平成十九)年には県内で初めて携帯電話で飲酒の有無を検知するシステムを導入した。

 遠藤武義社長 運送業界は特に労働環境の面で課題が多い。従業員や顧客と丁寧に対話を重ねながら、残業時間の削減や賃金アップといった目標を達成したい。環境配慮の面でもできることは何でもしていきたい。


【主な取り組み】

■最新車種の導入          

・排ガス処理装置が搭載されたトラックを選定

・燃料電池トラックの将来的な導入を検討

■労働環境の改善            

・勤怠管理の徹底

・時間外労働削減目標の提示