福島県福島市は市内の障害者通所施設で計７人の新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）が発生したと１９日、発表した。市内２５例目。市によると新変異株「オミクロン株」由来の疑いがある。

　市によると、感染が確認されたのは施設の職員で６０代の女性１人と、利用者で２０～６０代の男女６人。１７日に職員と３０代の女性利用者の陽性が確認され、１８日に２０代の男性利用者の陽性が判明した。１９日に２０～６０代の利用者４人の感染が明らかになった。１８日までに判明した３人は１９日までの県の発表分に含まれている。

　施設は職員１０人が勤務し、利用者数は２９人。陽性が判明した７人以外は全員、陰性が確認されている。施設は１７日から休所している。