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新型コロナ 福島県の新規感染者「レベル3」 20日発表分は今年最多105人

2022/01/21 08:55

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 福島県は県内で105人の新型コロナウイルス感染が確認されたと20日、発表した。105人の陽性は19日までに判明した。1日当たりの新規感染者数が100人を超えるのは昨年8月26日以来、約5カ月ぶり。直近1週間(13日~19日)の人口10万人当たりの新規感染者数は25・64人に上り、現行の指標で初めてレベル3(対策強化)の水準に悪化した。県は21日夕に県新型コロナ対策本部員会議を開き、政府への「まん延防止等重点措置」の適用要請を正式決定する。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数を市町村別で見ると、南相馬市が67・79人、白河市が38・66人、いわき市が28・23人、郡山市が27・16人、会津若松市が26・41人となり、多くの都市部でレベル3の指標「25人以上」を上回っている。

 さらに、県が平常時に確保している病床734床の使用率は30・9%(前日比1・3ポイント増)となり、約4カ月ぶりに30%を超えた。病床使用率と、直近1週間の人口10万人当たりの療養者数はレベル2(警戒強化)の水準となっており、今後も感染者の増加が続けば医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する恐れがある。

 県は県内の感染状況を鑑み、早期に対策を強化する必要があるとし、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請する方針で、国と協議を進めている。県独自の集中対策の対象地域としている南相馬市をはじめ、郡山市、いわき市など都市部を軸に適用する方向で調整を進めている。

 県は現時点で県内の感染状況は「レベル2」としている。レベル3は、国が示す感染状況の分類で5段階のうち2番目に悪い。一般医療を相当程度制限しなければ、適切な対応ができなくなる他、緊急事態宣言など強い対策が必要な状況を指す。