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新型コロナ 福島県内で過去最多352人の感染を確認 入院率はレベル3に悪化

2022/01/27 09:40

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 福島県は県内で352人の新型コロナウイルス感染が確認されたと26日、発表した。1日当たりの県発表数として過去最多で、これまで最多だった230人(昨年8月12日発表分)を大幅に更新した。昨年の「第5波」をもたらしたデルタ株に比べ、感染力が強い変異株「オミクロン株」の流行が主因。県内の全療養者に占める入院者の割合「入院率」は25日現在で21・2%となり、感染状況が2番目に深刻なレベル3(対策強化)の指標「25%以下」に悪化した。

 新規感染者352人の陽性は25日までに判明した。郡山、いわき、福島、会津若松、南相馬の5市で県全体の65%を占めた。県は5市を対象区域に27日から2月20日まで重点措置を適用し、感染拡大に歯止めを掛けたい考え。

 25日時点の療養者数は1285人に上り、過去最多を更新した。療養先調整中の人数は336人、宿泊療養者数は242人で、それぞれ最多を更新した。感染状況を表す指標である、直近1週間(19~25日)の人口10万人当たりの療養者数は70・10人、人口10万人当たりの新規感染者数は65・52人でそれぞれ過去最多を更新。入院率と合わせて3つの指標でレベル3となった。

 流行の「第6波」対策として都道府県は昨年11月末までに、最大想定感染者数を含む医療提供体制計画を見直した。本県の1日当たりの最大想定感染者数は257人だが、25日発表の新規感染者数は最大想定を100人程度上回った。

 県はオミクロン株の特性を踏まえ、軽症や無症状の感染者がさらに増えると分析。ホテルなどでの宿泊療養や自宅療養に対応していくため、宿泊療養施設のさらなる拡充や看護師ら医療人材の確保を急ぐ方針。

 県が26日に発表した新規感染者数352人のうち感染経路不明は129人。25日時点の入院者は37・2%(前日比1・9ポイント減)。入院者のうち3人が重症となっている。

 感染者の内訳は次の通り。(かっこ内は感染経路不明者数。感染者の概要、クラスターの発生状況は福島民報ホームページに掲載)

 ▼郡山市100人(42人)▼いわき市・45人(14人)▼福島市・36人(11人)▼会津若松市・33人(8人)▼相馬市・27人(8人)▼猪苗代町・21人(2人)▼白河市・15人(8人)▼南相馬市・14人(1人)▼伊達市・8人(2人)▼本宮市・8人(1人)▼須賀川市・8人(4人)▼矢吹町・6人(6人)▼二本松市・4人(3人)▼三春町・4人(3人)▼喜多方市・3人(1人)▼西郷村・2人(1人)▼中島村・2人(2人)▼田村市・1人(0人)▼桑折町・1人(0人)▼国見町・1人(0人)▼只見町・1人(1人)▼南会津町・1人(1人)▼北塩原村・1人(0人)▼棚倉町・1人(0人)▼矢祭町・1人(1人)▼鮫川村・1人(0人)▼石川町・1人(1人)▼小野町・1人(1人)▼大熊町・1人(1人)▼浪江町・1人(0人)▼県外・3人(3人)