
福島県は新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者の待機期間を従来の10日間から7日間に短縮すると29日、発表した。
厚生労働省の通知を受け、方針を見直した。介護職員や警察など、社会機能の維持に必要な「エッセンシャルワーカー」は検査を組み合わせて5日目に待機を解除できる。いずれも無症状であることが解除の条件になる。
県は濃厚接触者の定義について、同居家族の他、感染者が発熱などの症状が出た日(無症状の場合は検体採取日)の2日前以降に、感染者本人がマスクを着用せずに1メートル以内の距離で、15分以上会話するなどの接触があった人としている。