
福島県白河市は3日、五~十一歳の子どもへの新型コロナウイルスワクチンの接種を始めた。県によると子どもへの接種は県内初で、初日は100人が受けた。
市によると対象者は約3400人。希望調査の結果から、実際の接種人数は全体の6割にあたる2040人ほどを見込んでいる。
ワクチンはファイザー社製の小児用を使う。事前に日時と場所を指定し、年齢が高い順に集団接種を実施する。弟や妹がいる場合は、きょうだいで一緒に受けられる。
今月以降に5歳になる子どもは誕生日の翌月に順次、接種券を発送する。今後、個別接種も行う。