
福島県が4日に決定した新型コロナウイルス対策の独自対策では、変異株オミクロン株の猛威によりクラスター(感染者集団)の発生が相次ぐ学校や児童施設、高齢者施設での感染抑制に向けた取り組みに重点を置いた。
まん延防止等重点措置解除後の県独自対策の概要は【表】の通り。「オールふくしま感染対策総点検キャンペーン」は各種対策の実効性を高めるため、重点対策に上積みする形で設定した。学校や児童施設、高齢者施設では国のマニュアルなどに基づいて講じている対策を再度自己点検してもらう。
各家庭で活用を促すチェックリストは内容の詳細を詰めており、近く県のホームページで公開できるよう調整している。