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7日から独自対策移行 福島県まん延防止解除正式決定 18日まで「総点検」

2022/03/05 09:55

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 福島県は4日、新型コロナウイルス対策本部員会議を開き、県内全域を対象区域とした新型コロナ対策のまん延防止等重点措置を6日で解除すると正式に決定した。7日から県全域を対象に新型コロナ対応の改正特別措置法に基づく県独自の「感染拡大防止重点対策」期間に移行し、31日まで、特に子どもや高齢者の感染を抑えるための対策徹底を求める。

 県は重点対策期間のうち、7日から18日までを「オールふくしま感染対策総点検キャンペーン」に位置付け、県民に一斉点検を呼び掛ける。学校や児童施設、高齢者施設などに対し、現在の感染防止対策が有効に機能しているか確認してもらう。各家庭にはチェックリストを活用しながら、感染を広げないためのポイントの再確認を促す。点検で再認識した取り組みを31日までの重点対策期間で実践につなげる。

 重点対策では子どもや高齢者向けの対策に加え、全県民に対し、感染拡大地域との不要不急の往来自粛、4人以内での会食を引き続き求める。マスクの着用など基本対策の継続も呼び掛ける。

 県内の飲食店に求めている営業時間短縮や酒類提供自粛の要請は重点措置解除に合わせて終了。県独自の非常事態宣言も解除する。