
1930(昭和5)年4月19日 季節外れの暑さ
近年でも季節外れの暑さの日があるが、1930年4月18日の最高気温は23・5度。さらに19日は午前10時に26度を超えた。さらに気温は上昇し、午後1時には28.2度を示した。
福島測候所によると、高気圧が八丈島、小笠原付近に拡張しているため南寄りの暖かすぎる風が吹いた。
桜の花も散らないうちに、初夏の気温となった。記事によると、1916(大正5)年4月19日に26.7度を記録した。1922(大正11)年、1911(明治44)年には4月中に30度を突破したという。