
福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた80代男性の死亡と、県内で229人の新型コロナ感染が確認されたと22日、発表した。新規感染者数は前週の火曜日発表分と比べ、146人少なかった。
80代男性は20日に死亡した。新規感染者229人のうち17人は、検査をせずに保健所の医師の判断で感染したと診断する「みなし陽性」だった。
229人の感染は21日までに判明した。居住地別では郡山市が70人、会津若松市が38人、いわき市が29人などとなっている。229人のうち、82人の感染経路が分かっていない。
21日時点の県内の入院者は188人で、県が平常時に確保している病床743床の使用率は25・3%(前日比0・1ポイント減)。入院者のうち1人が重症となっている。
県内の死者は累計190人、感染者は3万2136人となった。