2022.3.16福島県沖地震

郡山―福島駅間は2日、仙台―一ノ関駅間は4日に運転再開 福島県沖地震で区間運休の東北新幹線

2022/03/30 17:40

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 16日夜に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で被災し、区間運休している東北新幹線郡山―福島駅間は4月2日、仙台―一ノ関駅間は同月4日にそれぞれ運転を再開する。JR東日本が30日、発表した。再開により東京―福島駅間と、仙台―新函館北斗駅間が直通となる。

 列車本数は東京―福島駅間が通常の5割程度、仙台―一ノ関駅間は6割程度となる。郡山―福島駅間、仙台―一ノ関駅間をそれぞれ徐行運転する臨時ダイヤで運行する。

 現在発売を見合わせている東京―福島駅間の指定席販売を31日に再開する。販売対象は4月2日~10日までの運転分。仙台―新函館北斗駅間は同月2日から販売する。対象は同月4日~10日分。

 東京―新青森間を発着または経由する使用前の切符について、地震の影響で乗車できなかったり、利用を見合わせたりする場合は全額払い戻しをしている。最寄りのJR駅窓口で手続きできる。

 運転再開に伴い、臨時快速列車の運行区間を変更する。郡山―福島駅間は4月1日、仙台―一ノ関駅間は同月3日までで、それぞれ運転を終了する。福島―仙台駅間は運転を継続するが、同月2日から本数と時刻を変更する。

 最新の運行情報はJR東日本のホームページで確認できる。

 脱線事故が起きた福島―仙台駅間は4月20日前後の再開を目指している。