3.16福島県沖地震

福島―仙台駅間14日運転再開 東北新幹線 JR東日本が予定前倒し

2022/04/06 09:50

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 JR東日本は5日、3月の福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で被災した東北新幹線のうち、唯一区間運休が続いている福島―仙台駅間の運転を14日に再開すると発表した。これまで同区間の再開見通しを20日前後としていたが、復旧工事が想定より早く進んでいるため、予定を前倒しした。地震から約1カ月ぶりに全線再開のめどが立ち、利用者の利便性向上や地域経済の回復が期待される。

 JR東によると、全線再開後も当面臨時ダイヤで運行するため本数は平常時の8割から9割程度となる。郡山―一ノ関駅間では平常時の最高時速320キロを、160キロ程度に落として運転する。14日以降の詳しい臨時ダイヤを今週中にも公表する。安全確保のため、速度や本数が通常に戻るのは、大型連休明けの5月上旬ごろになるとしている。

 東北新幹線は、地震で宮城県白石市の福島―白石蔵王駅間を走行していた下り「やまびこ223号」が脱線。高架橋や架線、レールなど約1000カ所で被害があり、那須塩原―盛岡駅間で運休した。復旧の進んだ区間から順次運転を再開し、2日に郡山―福島駅間、4日に仙台―一ノ関駅間で運行を再開。残る不通区間は福島―仙台駅間のみとなっている。