
福島県は県内の新型コロナウイルス感染者のうち、新たに70人が変異株オミクロン株よりも感染力が強いとされる派生型「BA・2」に感染していたと19日、発表した。オミクロン株と新たに判明した171人のうちの41%に当たる。
11日から17日までに県衛生研究所などで計171人のゲノム解析を実施し、全員がオミクロン株だった。オミクロン株に占める「BA・2」の割合は前週(4~10日)の解析結果の38%から3ポイント増加した。県は県内で派生型への置き換わりが進んでいるとみている。
県内の「BA・2」感染者は累計233人となった。