福島県と郡山市は新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）が計５件発生したと２６日、発表した。

　県によると伊達市、会津若松市、会津坂下町、双葉郡の児童施設や学校などで計４件のクラスターが起きた。

　伊達市の高齢者施設では利用者７人と職員１人の計８人、会津若松市の高校では生徒１３人の感染が確認された。会津坂下町の小学校では児童１２人と教員１人の計１３人、双葉郡の児童施設では児童９人と職員２人の計１１人が感染した。県によると、会津若松市の高校と会津坂下町の小学校は学級閉鎖、双葉郡の児童施設は全面休園となっている。

　郡山市によると、市内の県立学校の部活動でクラスターが発生した。感染したのは１０代の女子生徒７人。