
阿武隈急行(本社・伊達市)は23日、伊達市の保原―梁川駅間の運転を再開した。3月の本県沖を震源とする地震による運休区間は福島―保原駅間を残すのみで、6月下旬の全線再開を見込んでいる。
阿武隈急行線は地震で被害を受け、福島―槻木駅(宮城県柴田町)間の全線54・9キロで一時運休した。23日の再開により保原駅以北の約42キロで運行可能になった。
保原―梁川駅間は6月10日まで、朝の時間帯に上下各5本、夕方以降に上り5本、下り6本の臨時ダイヤで運行している。11日からは上下各19本の終日運転となる。福島―梁川間は代替バスを平日のみ運行している。