2022.3.16福島県沖地震

阿武隈急行線 27日に全線運転再開 福島-保原間の不通解消

2022/06/15 09:50

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 3月の福島県沖を震源とする地震で被害を受けた阿武隈急行線は27日、福島-保原駅(伊達市)間の運転を再開する。約3カ月ぶりの全線運転再開となる。14日、阿武隈急行(本社・伊達市)が発表した。阿武隈急行線の全線再開で、3月の地震による県内の鉄道の不通区間はすべて解消される。

 福島-保原駅間は7月3日まで、日中(午前9時半~午後2時半)を除いた上下各18本の臨時ダイヤで運行する。4日から上下各27本の通常ダイヤに戻る。

 阿武隈急行線は地震の影響で福島-槻木駅(宮城県柴田町)間の全線54・9キロで一時運休した。4月から順次再開したが、福島市の区間を中心に駅ホームや橋脚の損傷が大きく復旧作業が続いていた。