

福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた女性1人の死亡と、県内で45人の新型コロナ感染が確認されたと26日、発表した。新規感染者数は前週の日曜日発表分と比べ、79人少なかった。1日当たりの新規感染者数が50人を下回るのは1月18日発表分の42人以来159日ぶり。
45人の感染は25日までに判明した。検査をせずに保健所の医師の判断で感染したと診断する「みなし陽性」はいなかった。居住地別では、いわき市が12人、郡山市が6人、須賀川市と喜多方市が各5人など。福島市では1月9日判明分以来、167日ぶりに感染者がゼロとなった。45人のうち感染経路不明は23人。
入院者、宿泊療養施設入所者、自宅療養者らを合わせた県内の療養者は25日現在、967人となり、1月23日時点の871人以来、153日ぶりに1000人を下回った。このうち入院者は52人で、県が平常時に確保している病床743床の使用率は7・0%(前日比1・2減)。重症者はいない。
県が26日に死亡を発表した女性は年代非公表だが若い世代ではないという。6月中旬に死亡した。県内の死者は累計226人となった。
県内の感染者は累計6万6399人となった。