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福島県が「BA・5対策強化宣言」検討 11日発表の感染者2754人

2022/08/12 09:30

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 福島県は新型コロナウイルス感染急拡大による医療提供体制への負荷を踏まえ、政府が新設した「BA・5対策強化宣言」の発出を含め、対応の検討に入った。10日現在の入院者数は441人で過去最多となり、県の確保病床の使用率は58・9%(前日比3・5ポイント増)まで達したと11日発表。県は最新の感染状況を見ながら慎重に判断する方針。

 強化宣言は、都道府県が自主判断で出せる仕組み。病床使用率が50%を超え、入院患者の大半が中等症以上などの場合が対象となる。行動自粛などを呼びかける形を取る。

 県内の病床使用率はレベル3(対策強化)の指標「50%以上」の水準を5日連続で上回り、上昇傾向にある。一方、入院患者に占める中等症以上の割合は3~4割程度となっており、こうしたデータが検討材料となるとみられる。

 入院者数のこれまでの最多は昨年5月14日の425人で、約1年3カ月ぶりに更新した。オミクロン株の派生型「BA・5」の流行によって療養者数が急速に膨らみ、その9割超を自宅や宿泊療養に振り向けてもなお、入院を要する患者が増え続けている状況だ。10日現在の入院者441人のうち3人が重症となっている。

 県は県内で過去最多を更新する2754人の新型コロナウイルス感染を確認したと11日、発表した。前週の木曜日発表分と比べて745人多かった。

 2754人の感染は10日までに判明した。居住地別ではいわき市が669人で最も多く、郡山市が478人、福島市が417人、会津若松市が202人、会津美里町が100人と続いた。県内の感染者は累計で10万7750人となった。