

福島県は新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた男女各1人の死亡と、県内で1965人の新型コロナウイルス感染が確認されたと14日、発表した。新規感染者は前週の日曜日発表分と比べ101人少なく、前週の同じ曜日を3日連続で下回った。
死亡したのは年代非公表の男女各1人。いずれも高齢者で、7月末までに亡くなったという。
1965人の感染は13日までに判明した。居住地別では、いわき市が501人で最も多く、福島市が311人、郡山市が305人と続いた。
入院者、宿泊療養者、自宅療養者らを合わせた県内の全療養者は1万8786人。県内の死者は累計240人、感染者は累計11万3090人となった。
新型コロナウイルス感染に伴う県内の入院者は13日現在、435人で、県が平常時に確保している病床749床の使用率は58・1%(前日比2・5ポイント減)となった。入院者のうち2人が重症となっている。
病床使用率は3日ぶりに60%を下回ったが、レベル3(対策強化)の指標「50%以上」の水準を上回っている。(感染者の概要、クラスターの発生状況は福島民報ホームページに掲載)