
内堀雅雄知事は1日の福島県新型コロナウイルス対策本部員会議で、県内の感染者数が依然として高止まっているとし、学校や児童施設、事業所での感染対策の徹底を呼びかけた。
学校や児童施設の対策としては、発熱やせきなどの症状が少しでもある場合は登校や登園を控えることなどを求めた。事業所の対策には、従業員の健康管理徹底や休みやすい環境づくりを挙げた。医療機関の負担軽減に向け、感染者や濃厚接触者となった従業員の休暇取得や勤務再開時に証明書提出を求めないよう促した。
医療機関を受診する場合は緊急時を除いて平日の診療時間内に受診し、重症化リスクの低い軽症の人は県が新設した「陽性者登録センター」を利用するよう周知している。