
10月14日 1927(昭和2)年10月14日 吾妻登山道が完成 詳細地図を紹介
福島民報社の施設事業として、吾妻山の登山道を開削、改修した。第1期の登山道開削、第2期の殉職碑、第3期の避難所建設全てが完成した。
前年の1926年9月17日に、吾妻山に登山した女子師範学校生と引率の教師ら144人が浄土平付近で暴風雨に見舞われ遭難。五色沼付近で生徒ら4人が死亡した。この悲劇を繰り返さないようにと、吾妻山の登山ルートを整備した。
第1、2期は1927年8月11日に開始、10月14日に全ての整備が終わった。市内佐倉など7カ所の青年団と消防組織が奉仕活動で実施した。
紙面では、新しい登山ルートを紹介している。