福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた６人の死亡と、５１４人の感染が確認されたと１日、発表した。新規感染者数は前週の土曜日発表分と比べて１人多く、前週の新規感染者数を４日ぶりに上回った。

　死亡が確認された６人の内訳は７０代と９０歳以上の男性各１人、年代非公表の男性３人と女性１人。いずれも８月下旬から９月中旬までに死亡した。年代非公表の４人は高齢者という。

　５１４人の感染は９月３０日までに判明した。内訳は郡山市が１１２人、いわき市が７６人、福島市が５０人などとなっている。

　３０日現在の入院者は１５７人で、県が平常時に確保している病床７６１床の使用率は２０・６％（前日比１・９ポイント減）となった。重症者はいない。

　県内の死者は累計２７２人、感染者は累計１８万７６４８人となった。