
福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた6人の死亡と、521人の感染が確認されたと8日、発表した。7日現在の入院者は144人。県が平常時に確保している病床759床の使用率は19・0%(前日比1・8ポイント減)となり、レベル2(警戒強化)の参考基準「20%以上」を94日ぶりに下回った。
死亡が確認された6人の内訳は60代と70代の男性各1人、90歳以上の女性1人、年代非公表の男性2人と女性1人。いずれも9月中旬までに死亡した。年代非公表の3人は高齢者という。
521人の感染は7日までに判明した。新規感染者数は前週の土曜日発表分と比べて7人多く、前週の新規感染者数を3日連続で上回った。内訳は郡山市が85人、福島市が74人、いわき市が43人などとなっている。
県内の死者は累計283人、感染者は累計19万1341人となった。