福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた４人の死亡と、６８２人の感染を確認したと４日、発表した。前週の金曜日発表分と比べて１１８人少なく、１１日ぶりに前週の同じ曜日を下回った。

　死亡が確認された４人は８０代と９０代の男性が各１人と、６０代と年代非公表の女性が各１人だった。いずれも１０月中旬までに死亡した。

　６８２人の感染は３日までに判明した。内訳は郡山市が１２５人、会津保健所管内が６６人、県南保健所管内が５６人、福島市が５３人、いわき市と相双保健所管内が４７人、県中保健所管内が４６人、県北保健所管内が４０人だった。陽性者登録センターは２０２人だった。

　３日現在の県内の入院者は２７６人で、県が平常時に確保している病床７６０床の使用率は３６・３％（前日比１・３ポイント増）となった。入院者のうち重症者は１人だった。

　県内の死者は累計３０８人、感染者は累計２１万２１４１人となった。