
福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた5人の死亡と、3341人の感染を確認したと22日、発表した。前週の火曜日発表分と比べて606人多く、8月24日発表分以来、約3カ月ぶりに3千人を上回った。5人の死亡と、3341人の感染は21日までに判明した。
県が平常時に確保している病床760床への入院者数は21日現在、378人で過去最多となった。使用率は49・7%(前日比0・9ポイント増)となっている。入院者のうち重症者は1人だった。
死亡が確認された5人は80代、90歳以上、年代非公表の男性3人と、70代と80代の女性各1人だった。いずれも11月上旬までに死亡した。
新規感染者数の各保健所管内の内訳は郡山市が721人、会津が498人、福島市が436人、県南が288人、いわき市が277人、県中が273人、県北が231人、相双が146人、南会津が14人だった。陽性者登録センターは457人だった。
県内の死者は累計335人、感染者は累計24万6168人となった。