
福島県は県内で1005人の新型コロナウイルス感染を確認したと28日、発表した。前週の月曜日発表分よりも74人多く、月曜日発表分としては8月29日発表分以来、約3カ月ぶりの千人台となった。
1005人の感染は27日までに判明した。内訳は会津保健所管内が154人、福島市が120人、いわき市が102人、郡山市が93人、県中保健所管内が74人、県北保健所管内が42人、相双保健所管内が21人、県南保健所管内が16人、南会津保健所管内が5人。陽性者登録センターは378人だった。
県が平常時に確保している病床760床の入院者は408人。使用率は53・7%(前日比0・4ポイント減)で、政府分科会の新たな対応方針でレベル3(医療負荷増大期)を判断する目安の一つとしている「病床使用率50%超」の水準を6日連続で上回った。入院者のうち2人が重症。
県内の感染者数は累計25万9866人となった。