
福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた3人の死亡と、1038人の感染が確認されたと2日、発表した。感染者数は前週の月曜日発表分と比べて42人多かった。新規感染者数が前週の同じ曜日を上回るのは17日ぶり。
死亡した3人の内訳は60代と年代非公表の女性各1人、90歳以上の男性1人。年代非公表の女性は高齢者という。3人は12月下旬までに死亡した。
1038人の感染は1日までに判明した。12月31日判明分の感染者1263人と合わせた計2301人の保健所別の内訳は郡山市が406人、いわき市が231人、会津が183人、福島市が173人、県北が129人、県南が125人、県中が102人、相双が61人、南会津が11人だった。陽性者登録センターは880人だった。
県が平常時に確保している病床766床への入院者数は1日現在、353人。使用率は46・1%で12月30日時点と同じだった。入院者のうち1人が重症となっている。
県内の死者は累計462人、感染者は累計34万5199人となった。