
福島県は新型コロナウイルス感染拡大に伴う「県医療ひっ迫警報」を期間の5日で終了する方向で最終調整に入った。2日の県新型コロナ対策本部員会議で決定する。
県内の1日当たりの新規感染者数は1日発表時点、15日連続で前週の同じ曜日を下回っている。病床使用率はレベル2(感染拡大初期)と判断する目安の一つの30%以下の値で推移している。県はこうした状況を踏まえ、警報を終了する方向で検討している。
県医療ひっ迫警報は昨年12月16日に発出され、1月15日までとしていた期間を一度延長した。医療機関の負荷軽減に向け、救急外来や救急車の適正利用を呼びかけている。