
夏の全国高校野球選手権大会での本県代表の通算成績は40勝62敗となっている。20回目の出場となる聖光学院は福島県で最多の出場回数を誇り、通算成績は24勝19敗と県勢で唯一勝ち越している。
2022(令和4)年の第104回大会では日大三(西東京)、横浜(神奈川)、敦賀気比(福井)、九州学院(熊本)を破り初めて4強に進出した。県勢の4強入りは51年ぶりとなった。準決勝は優勝した仙台育成(宮城)に4―18で敗れ、決勝進出を逃した。2022年を含めて8強以上には5回進出している。2019年まで13年連続出場を果たし、全国戦後連続出場記録を更新した。
県勢のこれまでの最高成績は磐城の準優勝。1971(昭和46)年の第53回大会で日大一(東京)、静岡学園(静岡)、郡山(奈良)を下した。決勝では桐蔭学園(神奈川)に0―1で競り負け、惜しくも優勝旗に届かなかった。
完封試合は10回達成している。聖光学院は86回大会の鳥取商(鳥取)戦、第87回大会の佐賀商(佐賀)戦、第92回大会の広陵(広島)戦、第99回大会のおかやま山陽(岡山)戦の4試合で記録している。