「サントリー 天然水の森」新たに2カ所が「自然共生サイト」に認定

2025/09/16 17:06

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サントリーホールディングス株式会社
― 既存6カ所を加えた計8カ所で単一企業として最多 ―




サントリー 天然水の森 奥大山

サントリーホールディングス(株)は、「サントリー 天然水の森 奥大山」「同 奥多摩」の2カ所の水源涵養林に対し、9月16日(火)に「自然共生サイト」の新規認定を受けました。
当社は、「自然共生サイト」認定事業初年度の2023年以来、6区域の「サントリー 天然水の森」に対し認定を受けてきました。今回の2カ所は、2025年4月に生物多様性地域連携促進法が整備され「自然共生サイト」が法制化されて以降の新たな認定区域にあたります。これにより当社の認定区域は8区域となり、単一企業として最多となりました。

●「自然共生サイト」当社認定区域
「サントリー 天然水の森 ひょうご西脇門柳山」(兵庫県西脇市)
「同 とうきょう秋川」(東京都あきる野市)
「同 しずおか小山」(静岡県駿東郡小山町)
「同 日光霧降」(栃木県日光市)
「同 近江」(滋賀県蒲生郡日野町)
「同 赤城」(群馬県渋川市・前橋市)
「同 奥大山」(鳥取県倉吉市・日野郡江府町)※新規認定
「同 奥多摩」(東京都西多摩郡檜原村)※新規認定

近年、生物多様性の損失は、気候変動と並ぶグローバルな地球環境課題として認識されています。CBD-COP15※1において採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、国際目標「30by30※2」をはじめ、生物多様性の損失を食い止め回復軌道に乗せることを目指す「ネイチャー・ポジティブ」の重要性が示されています。
「自然共生サイト」とは生物多様性の保全が認定された区域を指し、「30by30」の達成に向け、2023年より環境省による認定事業が始まりました。2025年からは農林水産省・国土交通省・環境省が共同で制定した新法「地域生物多様性増進法」の下で「自然共生サイト」は法制化され、既に生物多様性が保全されている区域に加え、将来的な保全に向け活動する区域も認定対象となりました。
※1 生物多様性条約第15回締約国会議(2022年開催)
※2 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標

当社は20年以上にわたって「サントリー 天然水の森」活動に取り組んでおり、現在全国16都府県・26カ所で12,000ha以上の森林を整備し、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養する「ウォーター・ポジティブ※3」を実現しています。同活動から、森林整備を通じて健全な土壌をはじめ森林本来の機能を回復させることは、良質な地下水の涵養に加え生物多様性も向上させるという学びを得て、その実践を積み重ねてきました。
今回、「サントリー 天然水の森 奥大山」「同 奥多摩」は、長期ビジョン策定や科学的知見に基づいた森林の管理・モニタリングの結果、地域性に合った健全な生態系がみられることや、クマタカやサシバ等の希少な猛禽類が繁殖活動を行う様子などから、生物多様性が保全されていることが評価され、自然共生サイトとしての認定に至りました。
当社は今回の認定を意義深く受け止めており、ネイチャー・ポジティブの実現に向け、引き続きサステナビリティ経営を推進していきます。
※3 サントリーグループでは、取水量以上の水を水系に育むことを「ウォーター・ポジティブ」と考えています

▼サントリーグループのサステナビリティ
https://www.suntory.co.jp/company/csr/

▼サントリーグループの「生物多様性」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_biodiversity/

▼「サントリー 天然水の森」ホームページ
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/

▼サントリー 天然水の森 生物多様性「再生」レポート WEB版
https://www.suntory.co.jp/company/csr/data/report/pdf/biodiversity_report.pdf

以上
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