日本最大規模の生徒会・全校生徒3万2,000名の代表組織「N高グループ第四期生徒会」が発足 ~162名の立候補から、選挙で24名の生徒会役員が決定~

2025/09/17 10:00

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学校法人角川ドワンゴ学園
 学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・R高等学校(以下、N高グループ)で、2025年8月、「N高グループ第四期生徒会」が発足しました。第四期生徒会は、約3万2,000名の全校生徒による選挙で選ばれた24名の生徒会役員を中心に、5つの委員会*に所属する約500名の生徒が活動します。



☑︎ 生徒会が生徒の意見を取り入れ、学校行事の新設・活動予算拡充などを実現

 N高グループでは2022年11月、「生徒自身が決めて本当に実行できる生徒会」をコンセプトに、第一期生徒会を設立しました。
 N高グループ生徒会は、生徒自身が学びたい課外学習・特別授業の企画、文化祭の実施企画・ゲスト選定、学校生活におけるルールの制定・変更など、学校運営や学校生活に関するさまざまな決裁権限を持ち、生徒会役員が年間1,000万円の活動予算を運用して活動しています。
 生徒会役員はこれまで約100件の企画を実施し、生徒の意見を学校運営や学校生活に反映しています。

<生徒会役員による企画実施例>
・学校行事の新設:リアル会場での体育祭「アオハル体育祭」開催
・文化祭の予算拡充:企業協賛の獲得営業や寄付・クラウドファンディング企画の実施により、文化祭「磁石祭ZERO」で約1,100万円の協賛・寄付金を獲得
・交流機会の拡充:全国各地域ごとの交流会、ネットコースの生徒・メンターのオフライン交流会等の実施

*5つの委員会
・デジタル委員会…SlackなどのデジタルツールやAIなどの先端技術の利活用促進
・メディア広報委員会…学内イベントや活躍生徒の情報発信、ウェブメディア運営
・イベント企画委員会…ネット・リアルを問わずイベント・プログラムを企画実施
・渉外委員会…金銭的理由で生徒活動を断念することがないよう、資金獲得活動を展開
・地域国際委員会…オンライン上や全国各エリアで、生徒同士の交流の場を創出

☑︎ 地区代表選では、38,000票以上の投票で全国各地区の役員が決定

 第四期生徒会役員を決定する「生徒会役員選挙」は、2025年6月26日(木)~7月25日(金)に実施しました。
 この選挙では、162名(地区代表:141名、委員会代表:21名)が立候補し、各立候補者が選挙公約を掲げ、選挙ポスター掲示、キャンパスでの演説など、選挙活動を展開しました。
 地区代表には38,966票、委員会代表には21,688票の投票*があり、全国7地区の「地区代表役員」と5つの委員会の「委員会代表役員」が決定しました。
*有権者は、N高グループに在籍する全ての生徒(休学者、停学者を除く)。地区代表は居住地区の立候補者に、1人最大3票まで投票可能。委員会代表は、各委員会の代表に1人1票まで投票可能。


▲キャンパスでの選挙活動の様子




▲立候補者が制作した選挙ポスター

▲公約などを記載したアピール資料


▲選挙特設サイトには、生徒が開発したAIボートマッチ機能も実装(開発者:間渕 拓さん(N高等学校・1年)、黒田 克徳さん(S高等学校・3年)、秋山 達彦さん(N高グループ研究部所属))




 また、決定した生徒会役員の中から、役員内での議論により、生徒会長1名・副会長3名を選出しました。

■ 生徒会長
 近畿地区代表 N高等学校・2年 嶋田 遼祐(しまだ りょうすけ)さん
■ 生徒会副会長
 北海道地区代表 N高等学校・1年 長谷部 望実(はせべ のぞみ)さん
 東北地区代表 N高等学校・2年 太田 瑠南(おおた るな)さん
 中部地区代表 N高等学校・2年 大竹 裕貴(おおたけ ゆうき)さん

 2025年9月12日(金)には第四期生徒会役員・委員任命式が行われ、生徒会長・副会長の発表、各役員への任命書授与、各役員による決意表明のスピーチなどを行いました。


▲第四期生徒会長・副会長(左から長谷部さん、嶋田さん、太田さん、大竹さん)


▲役員への任命書の授与

▲生徒会長・副会長による決意表明スピーチ



☑︎ N高グループ第四期生徒会 概要

【任期】2025年8月~2026年9月(予定) 
【役員定数】24名
【役員構成】会長1名(地区代表兼務)、副会長3名(地区代表兼務)、地区代表19名(北海道地区2名、東北地区2名、関東地区4名、中部地区3名、近畿地区3名、中国・四国地区2名、九州・沖縄地区3名)、委員会代表5名(デジタル委員会、メディア広報委員会、イベント企画委員会、渉外委員会、地域国際委員会各1名)
【役員会組織図】




▼地区代表一覧


▼委員会代表一覧

※磁石祭ZERO…N高・S高・R高、N中等部、ZEN大学の合同文化祭
※キャンフェス…通学コースの各キャンパスで行われる「キャンパスフェスティバル」の通称。出し物の企画・運営は全て生徒自身が行う
※プロジェクトN…通学コースおよびオンライン通学コースで実施しているオリジナルの探究学習プログラム。課題解決型学習を重視し、社会や地域、企業が直面するリアルな課題を解決するための学びを展開
※AL生…アクティブ・ラーナー。カリキュラムを超えて自分自身で明確なビジョン・計画を立てて実行していく生徒

【活動予算】1,000万円
【主な決裁権限】学校生活に必要な追加の物品購買、同好会活動等への予算配分、文化祭の名称決定・ゲストの選定・追加企画の実施、学校生活におけるルールの制定・変更、特別授業・職業体験など課外授業の企画・実施
【Webページ】https://nnn.ed.jp/attractiveness/extracurricular/seitokai/
【公式X】https://x.com/kdg_seitokai

■ N高グループ生徒会 主な活動実績
・第二期生徒会 日本生徒会大賞2024 特別賞受賞
優れた生徒会活動を行う個人・学校を表彰する「日本生徒会大賞2024」の決選大会で生徒会の取り組みを発表、特別賞を受賞
▼日本生徒会大賞2024 審査結果
https://seitokai.jp/archives/10495






・第三期生徒会 文化祭「磁石祭ZERO」で、企業協賛の獲得営業と寄付・クラウドファンディング企画の実施で約1,100万円の協賛・寄付金を獲得
企業協賛で869万円、個人の寄付で51万132円、クラウドファンディングで256万円を獲得。集まった協賛・寄付金で、能登地域在住生徒の磁石祭ZEROリアル会場無料招待ツアーも実施
https://nnn.ed.jp/news/y4_zoe_p94/





■N高グループ生徒会の活動報告「生徒会ライブ」
生徒会ライブ2024(第二期生徒会):https://www.youtube.com/live/uo4vL8-lQxY
生徒会ライブ2025(第三期生徒会):https://www.youtube.com/live/PwD5Vd6LsF4


◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校・R高等学校について◆
<N高等学校(本校:沖縄県うるま市、校長:奥平博一)/S高等学校(本校:茨城県つくば市、校長:吉井直子)/R高等学校(本校:群馬県桐生市、校長:奥平博一)>
N高グループはインターネットと通信制高校の制度を活用した “ネットの高校”で、2016年の「N高等学校」開校後、2021年に2校目となる「S高等学校」を開校し、2025年に3校目となる「R高等学校」を開校しました。現在の生徒数は32,716名(2025年6月末時点)。VRやAIを活用した最先端のオンライン学習環境を提供しているほか、高校卒業資格のための必修授業だけでなく、大学受験やプログラミング、イラスト、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩な課外授業を生徒は好きな時間にオンラインで受けることができます。また、日本全国で実施している宿泊型の職業体験や、企業や自治体と連携した課題解決型学習プログラムなど、社会で役立つスキルや経験を身につけられる学習機会を提供しています。
Webサイト:https://nnn.ed.jp/ YouTube:https://www.youtube.com/@n_highschool 
X:https://twitter.com/nhigh_info Facebook:https://www.facebook.com/nhighschool
TikTok:https://www.tiktok.com/@nshighschool
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