第50回衆議院議員選挙

(2024年10月15日公示、10月27日投開票)

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    (届け出順)

    福島県内4小選挙区立候補者アンケート 除染土壌の県外最終処分 政府対応の不十分さ指摘

     福島民報社は衆院選の県内4小選挙区に立候補した11人にアンケートを実施した。東京電力福島第1原発事故に伴い発生した除染土壌の県外最終処分に向けた政府の対応への評価を点数(100点満点)で聞いたところ、最高点は65点だった。2045年3月までの法的期限までの完了に向けて政府が各種取り組みを進めているが、各候補者は国民の理解醸成や情報発信、再生利用などで何らかの不十分さを感じている。
     合格ラインを「70点」と設定して質問した。
     最高点の65点をつけた候補のうち、3区の無所属上杉謙太郎候補は「公共事業での再利用、関係者の理解を深める取り組み、長期間安全に管理できる方法のさらなる検討」、4区の自民坂本竜太郎候補は「必要性、確固たる信念の責任に基づいた国全体での理解促進のためさらなる工夫と粘り強い努力」が必要とした。50点とした1区の自民亀岡偉民候補は「正しい情報の開示・伝達方法を向上させ、国民が安全を感じる説明を続けるべきだ」と強調した。
     合格ラインの半分以下の30点としたのは2候補だった。2区の立民玄葉光一郎候補は「再生利用への取り組みが極めて不十分。『もう20年しかない』との危機感を持って政府は対応すべきだ」、3区の立民小熊慎司候補は「完了が法で定められているのに全国的な理解も深まったとは言えず、候補地選定も進んでいない」との姿勢を示した。20点をつけた1区の立民金子恵美候補は「国民全体の理解を得ながら取り組まなければならないが、全国的な理解醸成が不十分」と指摘した。
     0点としたのはいずれも共産の3候補。2区の丸本由美子候補、3区の唐橋則男候補、4区の熊谷智候補はともに「再利用を推進するとしているが、県民、国民の放射性廃棄物への不安は大きく理解が得られていない」と共通して批判するとともに、最終処分の在り方についての意向調査や地域懇談会などの必要性に言及した。
     採点なしは2候補。2区の自民根本拓候補は「法的期限がまだ先の現時点で点数付けは困難。県外最終処分に向けて検討を進める」、4区の立民斎藤裕喜候補は「最終処分はさまざまな議論があるが、全国の原発立地地域があるため、県外、県内処分、長期的に議論が必要」とした。

    ■「産業振興」が最多 復興・創生期間後 重点的に進めるべき政策

     アンケートでは、来年度で終了する震災、原発事故の第2期復興・創生期間後に特に重点的に進めるべき政策を三つまで選んでもらった。
     商工業や農林水産業などへの影響が続く中、「産業振興」が7人で最も多かった。「観光誘客」、「風評・風化対策」、「医療・福祉の充実」もそれぞれ5人が重要とした。「教育環境の充実」、「生活環境の再生」は3人だった。
     その他を選んだ候補は「全てが重点政策」とした。

    (届け出順)

    1区

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 施工技術、知見、経験などのスペシャリストを集め総力で取り組む必要がある。時期も決め打ちするのではなく、変化する状況に合わせて計画を策定し、実行レベルを高める。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    60点 実施基準などは世界的にも問題はなく、実施も丁寧に行われており、その都度丁寧に説明されている。今後も技術向上に努めながら実施し、国外への発信力を強化すべきだ。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    60点 基礎自治体とともに新たなる目標設定を立ち上げ、独自の取り組みを通じ、特色ある地域づくりをすべきと考える。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    30点 今後の成長産業となり得る創薬事業に注力し、日本の医薬安全保障を確立しつつ、世界へも発信していける拠点とする。さらにヘルシースマートシティ構想を作り上げる。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」
    〇 災害対応は過去の蓄積が重要で、それを即時に判断・決定し、実行していける。省庁横断で生じていたデメリットがなくなり、スピード感を持って復旧・復興を進めることができる。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 本質的・抜本的改革が必要。政治家のあるべき姿からしっかり国民と共に考えるべき。

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 廃炉をもって真の復興と考えるが、デブリ取り出しは順調ではなく、廃炉工程は遅れている。廃炉の最終形や定義が示されない中、復興のゴールを設定することすら難しいと考える。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    20点 処理水は、地元や関係者の十分な理解を得ないまま海洋放出が開始され、処理水に関連する事故等が発生していることから、東京電力に再発防止の指導を行うよう、政府に求める。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    30点 帰還困難区域での特定復興再生拠点区域の整備は、国が責任を持って確実に対応する仕組みを構築し、生活環境の整備、産業・生業の再生に向けて十分な予算を確保し取り組む。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    70点 期待している。中長期的な運営のため、国が責任を持って持続可能な予算を十分に確保し、エフレイで得られた研究成果を、雇用を含めた地域経済へ波及させる。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    〇 設置するならば、度重なる自然災害に対し、戦略的で効果的な対策を進める強力な司令塔にする必要がある。国民の命と生活を守り、人権を守る観点からの危機対応を抜本強化する。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × 自民党は真相解明にも努めず、裏金議員の処分も甘く、改正政治資金規正法も抜け穴だらけの「ざる法」である。古い政治と完全に決別し、政治改革を進める。

    2区

    郡山市、須賀川市、田村市、岩瀬郡、石川郡、田村郡

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    × 最難関・デブリ取り出し作業ですら、協力企業任せ、国・東電が現場に直接責任を負わず初歩的ミスで中止になった。こうした姿勢を改め、国家プロジェクトとして国が進めるべきだ。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 多くの県民・国民の反対を押し切り、漁業者との約束をほごにし、強行したことは許されない。放出を中止し、原発建屋への地下水流入を防ぐ抜本対策で処理水を増やさない対策を。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 インフラなどの環境が整わない中での避難指示解除など政府の一方的な進め方は元の暮らしを取り戻したい住民の思いと乖離(かいり)している。医療や介護の減免制度は継続すべきだ。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 研究に1千億円を投じ今後環境整備も行われることになるが、地元企業の参画や雇用創出に寄与するかは不明。必要性そのものの見直しが必要。政府による軍事利用は認めないこと。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 中央集権的ではなく、地方自治体の職員や消防団・職員など、発災時に最前線で被災者支援に携わり日常の防災対策を担う人材確保を進めることが第一。観測・監視体制強化も必要。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × 自民党は真相究明に背を向けたまま金権腐敗の元である企業・団体献金も政策活動費も温存、抜け穴だらけの規正法で全く不十分。パーティー券を含む企業・団体献金の禁止が必要。

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    × 30~40年はあくまで目標。何より〝安全かつ安定的〟に実施することが第一。結果として完了時期が後ろ倒しになってもやむを得ない。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    70点 中国の外交失策(非科学的な主張を繰り返したこと)、IAEA(国際原子力機関)のお墨付きにより風評被害が抑えられている。国内外への丁寧な説明を粘り強く行うべきだ。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    70点 「拠点区域」を設けて取り組みを進めることには合理性がある。他方、帰還困難区域の9割を占める「拠点区域外」についての復興の見通しが不十分。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    50点 まだまだこれから。エフレイとしての〝目玉〟を示し切れていないことを懸念。全力でサポートしたい。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 防災庁構想の具体が明らかでなくどちらとも言えない。屋上屋を架すことのないよう注意を要する。いずれにしても災害の激甚化に伴う防災体制の強化は不断に必要。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × 裏金の温床となっている政策活動費は即廃止すべき。

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 現在の取り組みを粘り強く続け、プロセスの加速化に向けた検討を不断に続ける。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    90点 処理水の安全性を引き続き確保するとともに、その安全性について国際的に発信し続ける。また虚偽情報への対応も迅速に行う。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    無回答 地域地域によってさまざまな立場や思いをお持ちの方がいる中で点数付けは困難。住民の方たちのお気持ちを十分にくみ取ったうえで、避難区域の復興を進める。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    90点 このような国内外に誇れる研究機関が福島にできたことは画期的であり、新たな技術や知見の発信地となり得る。この研究機関の充実を強力に推進する。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    〇 百年に一度のレベルの災害が毎年のように起こっている現状に効果的に対処するために、災害対応の司令塔を設置して指揮系統を効率化、知見の集積を進めるべきだ。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 国民の皆様の信頼を回復するための取り組みを不断に進める必要がある。

    3区

    会津若松市、白河市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡、西白河郡、東白川郡

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    × 作業開始時からの東電の準備不足が露呈した。国の指導不足や無責任さがうかがえる。安全を最優先に着実に作業を進めることができるような体制づくりを望む。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    30点 地元の反対を押し切り処理水の海洋放出を断行したことは、国際的な理解も得られず、新たな風評被害を発生させた。初心に戻り、県民や被災者に寄り添う政策をとるべきだった。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    30点 解除後に帰還したいと住民の方が思えるような整備が進んでいない。医療・介護や生活環境の整備が急がれる。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    60点 県民との政策的な距離があり、壁がある。地元と協働して開発ができることを期待する。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    〇 災害に特化した防災庁の設置は、国民保護の観点から有意義であると考えるので早急に設置すべきである。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × 裏金事件がすべて明らかにされていない。根拠も具体的制度設計もない検討項目が多すぎる。

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    × 最難関・デブリ取り出し作業ですら、協力企業任せ、国・東電が現場に直接責任を負わず初歩的ミスで中止になった。こうした姿勢を改め、国家プロジェクトとして国が進めるべきだ。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 多くの県民・国民の反対を押し切り、漁業者との約束をほごにし、強行したことは許されない。放出を中止し、原発建屋への地下水流入を防ぐ抜本対策で処理水を増やさない対策を。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 インフラなどの環境が整わない中での避難指示解除など政府の一方的な進め方は元の暮らしを取り戻したい住民の思いと乖離(かいり)している。医療や介護の減免制度は継続すべきだ。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 研究に1千億円を投じ今後環境整備も行われることになるが、地元企業の参画や雇用創出に寄与するかは不明。必要性そのものの見直しが必要。政府による軍事利用は認めないこと。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 中央集権的ではなく、地方自治体の職員や消防団・職員など、発災時に最前線で被災者支援に携わり日常の防災対策を担う人材確保を進めることが第一。観測・監視体制強化も必要。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × 自民党は真相究明に背を向けたまま金権腐敗の元である企業・団体献金も政策活動費も温存、抜け穴だらけの規正法で全く不十分。パーティー券を含む企業・団体献金の禁止が必要。

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    〇 燃料デブリ取り出しのための中長期ロードマップに沿い安全確保最優先に進められているが、一方で非常に難しい技術でもあり、今後も国が前面に立って安全・着実に進めるべきだ。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    70点 廃炉作業を安全に進めるために必要な施設建設にALPS処理水の処分は今後も必要であり、安全対策・風評対策を継続的かつ十分に実施していく事が重要だと考える。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    70点 まだ帰還困難区域が残っているため。医療・介護・福祉、教育、働く場、交通環境の整備など、今後も帰還や新たな住民の移住・定住促進など継続的な支援が必要。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    80点 創造的復興の中核拠点として、科学技術・産業競争力の強化のけん引役を担うこと。また各自治体・教育機関との連携もさらに深め研究開発・産業化・人材育成などへの成果を期待する。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    〇 近年の風水害の頻発化・激甚化に早急に対処できる人命最優先の防災体制構築に効果的だと考える。防災関連の予算・人員の強化をしつつ、防災庁の設置に向けた準備に期待する。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 自らの政治資金収支報告書への不記載問題を真摯(しんし)に受け止め、厳しい反省のもと、政治への信頼回復に努める。政策活動費の在り方、使途の一層の透明性の確保に取り組む。

    4区

    いわき市、相馬市、南相馬市、双葉郡、相馬郡

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    × 今回の作業について事前に予測するのは困難だというが、中断や想定できない事が重なり、事前の検証、今までの廃炉の知見を生かす最善策で安全作業をしなければ住民帰還が進まない。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    点数を付ける状態にない 長期的な検証、モニタリングを実施し、国内、国外に向けて情報発信、風評被害などの対策が必要。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    点数を付ける状態にない 優先順位として、除染を早期に行い、住民帰還アンケートにあるように医療、福祉、商業施設、子育て政策などの対策が急務。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    点数を付ける状態にない 国内、海外の研究者が研究しやすい環境整備、報酬、人材育成を行う。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 避難所などはスフィア基準に基づいて対応人材が必要。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × 自分たちに有利になるようにしか思えない。各党の基準ルールが必要。

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    × 最難関・デブリ取り出し作業ですら、協力企業任せ、国・東電が現場に直接責任を負わず初歩的ミスで中止になった。こうした姿勢を改め、国家プロジェクトとして国が進めるべきだ。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 多くの県民・国民の反対を押し切り、漁業者との約束をほごにし、強行したことは許されない。放出を中止し、原発建屋への地下水流入を防ぐ抜本対策で処理水を増やさない対策を。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 インフラなどの環境が整わない中での避難指示解除など政府の一方的な進め方は元の暮らしを取り戻したい住民の思いと乖離(かいり)している。医療や介護の減免制度は継続すべきだ。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    0点 研究に1千億円を投じ今後環境整備も行われることになるが、地元企業の参画や雇用創出に寄与するかは不明。必要性そのものの見直しが必要。政府による軍事利用は認めないこと。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    △ 中央集権的ではなく、地方自治体の職員や消防団・職員など、発災時に最前線で被災者支援に携わり日常の防災対策を担う人材確保を進めることが第一。観測・監視体制強化も必要。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × 自民党は真相究明に背を向けたまま金権腐敗の元である企業・団体献金も政策活動費も温存、抜け穴だらけの規正法で全く不十分。パーティー券を含む企業・団体献金の禁止が必要。

    ①第1原発の廃炉 東京電力福島第1原発の廃炉の完了時期を「30~40年」とする計画への考えは。(○は「可能だと思う」。×は「不可能だと思う」。△は「どちらとも言えない」)
    〇 ロードマップを目標とすることで、必ず成し遂げるという覚悟につなげ、常に技術革新を目指すべきだが、何よりも安全・信用第一で着実に進めることが重要。日程ありきではない。
    ②処理水の海洋放出 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する政府の対応をどう評価するか。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    92点 放出完了時に最新鋭・最先端の漁業が確立されているなど未来志向で希望の持てる取り組みについても、今後は目指していくべきである。
    ③避難区域の復興 東京電力福島第1原発事故の避難区域の復興に向けた施策への評価は。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    82点 個別課題に丁寧に対応してきたと考える。今後は将来を見据え真に必要な施策を構築するために避難地域全体の在り方や将来像について地元と真剣な議論を積み重ねるべきだ。
    ④エフレイ 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の現時点での研究や将来的な地域への貢献への期待などを伺う。(点数は100点満点、70点が合格ライン)
    70点 各方面との連携を進めている点で熱意を評価すべきだ。今後はさらに実質的・具体的な地元企業や人財などとの連携が重要であり教育・農業現場を含めて地域に根差してほしい。
    ⑤防災庁設置方針 全国で大規模災害が相次ぐ中、石破内閣の防災庁設置方針についてどう考えるか。(○は「効果的だと思う」。×は「効果的だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    〇 事前防災が何より重要であり、その上で発災時に専門の組織が最短・最速・的確に対応に当たる事がかなうのであれば現状よりも防災力・災害対策が向上するものと考える。
    ⑥政治とカネ問題 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法の改正など再発防止に向けた取り組みは十分か。(○は「十分だと思う」。×は「十分だと思わない」。△は「どちらとも言えない」)
    × そもそもカネのかからない政治をどうしたら確立できるかという本質的議論がなされておらず、その前提で政治資金規正法を改正しても極めて不十分なものになるのは当然である。

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