
福島県只見町で9月16日に催される只見線こども会議の参加者を対象とした事前学習会は30日、只見町内で繰り広げられ、子どもたちがJR只見線の現状や課題に理解を深めた。
こども会議は只見線の全線再開通から10月で1年を迎えるのに合わせ、子どものアイデアを利活用に生かそうと町民有志の只見線くろすひるずが主催する。事前学習会は只見町や金山町、新潟県魚沼市から約10人が参加した。参加者を代表して角田淳紘さん(明和小3年)が「只見線がこれからもずっと走れるようにみんなで楽しく考えよう」と呼びかけた。
只見町在住で県只見線地域コーディネーターの酒井治子さんが講師を務め、参加者が只見線の歴史について学んだ。ワークショップも催され、2班に分かれて利活用に向けた意見を発表した。
冒頭、只見駅で列車のお出迎えなども体験した。