県議会米国視察(5・おわり) 【TMI原発・施設内/外観】 廃炉・除染関係、エネルギー政策 視察成果、本県に生かす

TMI原発・施設内

 15日から21日まで米国を訪れた県議会議員海外行政調査団は、昭和54(1979)年に事故を起こしたスリーマイル(TMI)原発を視察した。2班に分かれ、廃炉・除染関係の取り組み、エネルギー政策を調べた。調査活動で訪れた施設の一部を写真で紹介する。(本社報道部・鈴木仁)

■TMI原発・施設内 
 施設内部の現状を確認する調査団。2号機の事故で溶けた燃料の取り出しに向けた作業は、完了までに約10年を要した。原子炉建屋などは現在も残っており、1号機の運転終了後、一緒に解体処分される見通し=ペンシルベニア州

■TMI原発・外観 
 施設外の道路から見たTMI原発の施設。右側の1号機は稼働中で、2つの冷却塔から蒸気が噴き上がる。事故により廃炉となった左側の2号機周辺は静寂に包まれ、同じ敷地内で対照的な光景が広がっている=ペンシルベニア州

TMI原発・外観