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原発事故関連死

避難先で走り駒の絵付けをする陶さん。大堀相馬焼の再興を目指していた=北塩原村、平成23年

(44)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 窯も家もあるのに 4代目、心労重なる

2013/12/11

 「走り駒」が描かれた器を窯から取り出す。「ピーン」という澄んだ音が響き、「青ひび」が入る。国指定伝統的工芸品「大堀相馬焼」の大陶(だいとう)窯4代目で陶緑(すえみどり)商店...

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陶さんが身に着けていた麦わら帽子。大堀相馬焼の走り駒を自分で描いた

(45)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 不満、苦情に耳傾け 行政区長として絆守る

2013/12/12

 「せめてもの救いは、大好きな遺跡発掘現場で亡くなったことかな」  浪江町小野田の陶(すえ)絹子さん(65)は、夫の俊明さん=当時(69)=が倒れた当時、二本松市のトロミ遺跡...

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福島市の避難所にいたころの大場さん(中央)と俊明さん(左)、絹子さん(右)。大場さんは避難所を転々とし歩けなくなった

(46)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 育ての親認定されず 60年一緒に暮らしても

2013/12/13

 東京電力福島第一原発事故で避難を強いられた浪江町の大堀相馬焼「大陶(だいとう)窯」の4代目、陶(すえ)俊明さん=当時(67)=と妻の絹子さん(65)にとって、福島市のパルセ...

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3年分のカルテ提出し主張補強 双葉病院遺族訴訟

2013/12/13

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難で体調を崩して死亡したとして、大熊町の双葉病院の男性患者=当時(98)=と、隣接する系列の介護老人保健施設の女性入所者=当時(86)=の遺...

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俊明さんが記していた日誌。残りのページは絹子さんが引き継いだ

(47)ストレス 仮住まい 生きがい喪失 「笑顔でいるのが一番」 夫の残した言葉支えに

2013/12/14

 浪江町小野田の陶(すえ)絹子さん(65)は、大堀相馬焼「大陶(だいとう)窯」の4代目で夫の俊明さん=当時(69)=に先立たれた7月から心にぽっかりと穴があいたままだ。  「...

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穏やかな表情で近所の子どもおんぶする進さん=平成23年11月

(48)ストレス 仮住まい 慣れない環境 避難所 心身むしばむ 「仮設に移れたのに...」

2013/12/15

 郡山市南一丁目の仮設住宅の1室に1枚の写真が飾られている。男性が、近所の子どもをおんぶし穏やかな表情を見せていた。  2年前の冬、富岡町から避難する無職関根富子さん(66)...

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進さんの遺影の周りには、スナップ写真がにぎやかに並ぶ

(49)ストレス 仮住まい 慣れない環境 入居後も体調戻らず 東の空に「古里」を思う

2013/12/16

 富岡町から郡山市南一丁目の仮設住宅に避難している無職関根富子さん(66)は夫の進さん=当時(72)=の遺影を見て、ある言葉を思い出した。「おい、とみ(富子さん)。俺が死んだ...

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二間ある仮設住宅に住み替え、運び込んだ介護用ベッド。7カ所目の避難所で初めて寝室ができた

(50)ストレス 仮住まい 慣れない環境 友いない生活に嫌気 仮設に移り、少しは安心

2013/12/17

 「借り上げ住宅での1人暮らしはつらかったね。1日中、誰ともしゃべらないでテレビ見てたんだ」  大熊町の無職渡部英雄さん(71)は平成23年7月から5カ月間、会津若松市のマン...

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福島市の仮設住宅で夫直延さんの遺影を見詰める近藤さん

避難生活もう限界 借り上げ・仮設住民が訴え 災害公営住宅整備を

2013/12/18

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う県内の震災関連死認定数が直接死者数を上回ったことで、避難生活の過酷な実態があらためて浮き彫りとなった。仮設住宅や借り上げ住宅の住...

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郡山市の稲川原仮設住宅。夜間も駐車場はがらんと空いたままだ

(51)ストレス 仮住まい 慣れない環境 減り続ける仮設住民 行政、実態の把握に苦心

2013/12/18

 東京電力福島第一原発事故に伴う仮設住宅暮らしが長期化する中、住民同士のつながりが希薄になるという課題が浮かぶ。  郡山市富田町の稲川原仮設住宅。2階建ての9棟が並ぶ。平成2...

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