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賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

避難生活の状況を記した手帳に目を通す男性職員。今後の人生をどう歩むか、悩みは尽きない

第2部 営業損害(11) 解雇か...悩み尽きず 職員、再就職に足踏み

2015/02/13

 「解雇しなくてはならないのか...」。東京電力福島第一原発事故の影響で休業が続く南相馬市小高区の小高赤坂病院の院長・渡辺瑞也(みずや)さん(72)は、胸のつかえが取れない。...

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原発事故前の小高赤坂病院。再開への糸口は見つからないままだ

第2部 営業損害(12) 地域医療崩壊の危機 早急な救済求める声

2015/02/14

 南相馬市小高区の小高赤坂病院が加盟する東電原発事故被災病院協議会は平成23年5月の設立以来、東京電力福島第一原発事故による課題に意見を交わしている。22医療機関・団体で構成...

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県が策定した「県浜通り地方医療復興計画」。震災と原発事故で壊滅的な打撃を受けた浜通りの医療の復興に向けた計画が記されている

第2部 営業損害(13) 膨れ上がる補助金 国の支援 延長不可欠

2015/02/15

 東京電力福島第一原発事故は避難区域の医療態勢に大きな打撃を与えている。  避難指示解除準備区域にある南相馬市の市立小高病院は昨年4月、一部外来の診療再開にこぎ着けた。しかし...

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国と東電が示した営業損害の賠償の素案の問題点を指摘する紺野弁護士

第2部 営業損害(14) 東電原発被害損害賠償弁護団副事務局長 紺野明弘弁護士に聞く 被害ある限り償いを

2015/02/16

 東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域内に構えた、かつての事業所での再起を期す経営者は多い。避難区域外での移転再開には県などの補助金が用意されているが、経営者には費用負担が...

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通園の希望に関する保護者からの返信のはがき。希望者は少なかった

第2部 営業損害(15) 園児半減経営を圧迫 「地域が破壊された」

2015/02/17

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域外の事業者も厳しい経営を余儀なくされている。放射性物質の拡散により地域の環境が崩壊・変質したためだ。  +    +  先生また明日ね...

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賠償関係の書類に目を通す安川さん。営業損害賠償の打ち切りの時期が素案に示され不満が募る

第2部 営業損害(16) 支払額の合意至らず 減収分、補助金が頼り

2015/02/18

 東京電力福島第一原発から30キロ圏内にある南相馬市原町区の青葉幼稚園では、今年春に入園する子どもたちを迎え入れる準備が進む。名簿の確認、保護者への説明資料...。幼稚園を運...

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使われていない保育室。原発事故で園児数は激減し、回復の見通しは立たない

第2部 営業損害(17) 「自立したくても...」 保護者の不安拭えず

2015/02/19

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難などで園児数が減り、南相馬市原町区の青葉幼稚園は東電から平成23年12月分までの営業損害賠償の仮払いを受けた。  「保護者の思いは人それぞ...

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園長室から園児の姿を見守る関さん。原発事故によって減った県内の子どもたちが戻ってくるのを願う

第2部 営業損害(18) 園児数減 避難で加速 幼児教育 存続の危機

2015/02/20

 2万4873人-。平成26年10月現在の本県の子ども(18歳未満)の避難者数だ。東京電力福島第一原発事故で放射性物質が拡散した。依然として、子どもに与える影響を心配する父母...

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避難先のアパートで領収書を手に決算書の作成に追われる西内さん。賠償金をもらわないと納税できない苦境にある

第3部 課税(19) 納税、賠償金頼み 埋まらぬ損害 悪循環

2015/05/17

 所得税や法人税などの申告・納付の延長措置が3月末で切れた。東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定された12市町村の個人・事業所に限り認められてきた。浪江町の西内石材社長、...

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避難先で亡くなった人の名を墓誌に彫る西内さん。工場の再稼働や設備投資は賠償額に左右される=4月、浪江町

第3部 課税(20) 将来設計不透明に 納税額に振り回され

2015/05/18

 東日本大震災の津波で墓地が流された浪江町請戸地区に今春、共同墓地「町営大平山霊園」が完成した。400区画の大半が埋まり、同町加倉の西内石材にも墓石の新規建立の依頼が来た。 ...

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