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3.11大震災・福島と原発

放射性物質の分析などに取り組む県原子力センター福島支所

【安全への問い掛け5】県が独自に監視拠点 福島に移り分析続ける

2012/06/09

 県は5月末、平成24年度の「県職員録」を発行した。500ページを超える1冊に県の部や課の組織、出先機関の所在地、職員名などを掲載している。  東京電力福島第一原発事故が起き...

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テレメーターシステムの始動式で、スイッチを入れる木村知事(昭和50年)=「県原子力安全行政10周年記念誌」より

【安全への問い掛け6】「24時間チェック」整う 増えるデータ 統合を模索

2012/06/10

 科学技術庁の担当者は県の申し出に冷ややかな反応を示した。「地方に必要がありますか。重荷ですよ」  県は昭和50年8月の県原子力センター(大熊町)の新庁舎落成に合わせて、原子...

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【安全への問い掛け7】東電、予兆生かせず 県と立地町の不信高まる

2012/06/12

 東京電力は事故の予兆をつかんでいながら、判断を誤った。その結果、国内で前例のない重大な事故を招いた。  福島第二原発3号機は昭和63年暮れからトラブルが相次いだ。原子炉内の...

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東電の池亀常務から報告書を受け取る\u3000平原県保健環境部長(左)=平成2年4月

【安全への問い掛け8】国の判断踏み込めず 県、もどかしさ募らせる

2012/06/13

 初売りで混み合う福島市の商店街で、ポケットベルが鳴った。昭和64年1月に発生した東京電力福島第二原発3号機の再循環ポンプ損傷事故から1年が過ぎていた。  県原子力安全対策課...

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専門家の意見を聞きながら進められた県の検証作業=平成2年9月

【安全への問い掛け9】独自調査、対策を主張 県、自負の陰に限界感も

2012/06/14

 県庁西庁舎内は夏の西日で室温が一気に上がる。県原子力安全対策課は、その8階にあった。夜になると、窓から入る風で幾分は暑さが和らぐ。それでも熱気はなかなか冷めない。  平成2...

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東電の菊池理事に共用プールの事前了解通知書を手渡す松井県原子力安全対策課長(右)=平成5年4月

【安全への問い掛け10】県、国に"一筆"求める 「燃料運び出し 約束を」

2012/06/15

 「国から一筆をもらうんだ」。平成5年初め、県原子力安全対策課長の松井勇(71)は上司から重大な指示を受けた。  東京電力福島第一原発で、発電を終えた使用済み燃料の保管問題が...

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福島第一原発の敷地内に完成した使用済み燃料の共用プール=平成9年10月

【安全への問い掛け11】燃料搬出の「約束反故」 事故後の行き先定まらず

2012/06/16

 県原子力安全対策課長の小山吉弘(59)ら県職員と原発立地4町の担当者は14日、東京電力福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの状況を確認した。使用済み燃料は今後、敷地内にあ...

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橋本首相(左から2人目)に提言する福島・佐藤(左)、福井・栗田(右から2人目)、新潟・平山の各知事=平成8年1月

【安全への問い掛け12】3県知事 異例の提言 政策全般の見直しに主眼

2012/06/17

 福島・佐藤栄佐久、福井・栗田幸雄、新潟・平山征夫-。3県の知事が首相官邸に出向いた。平成8年1月23日。応対したのは首相の橋本龍太郎だった。  3県に立地する原発の発電出力...

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福島市で開かれた原子力政策に関する懇談会=平成9年7月

【安全への問い掛け13】国が円卓会議を設置 県、体質的欠陥を指摘

2012/06/18

 平成8年1月23日、県原子力安全対策課長の音高純夫(66)は首相官邸の控室にいた。福島、福井、新潟3県の知事と首相の橋本龍太郎との会談が終わるのを待った。  3県は福井県に...

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 核燃料サイクル懇話会の初会合。県は国策への問い掛けを本格的に始めた=平成9年7月、福島市・知事公館

【安全への問い掛け14】県が国策の議論開始 核燃料サイクル懇発足

2012/06/19

 「県という、一地方自治体が、国のエネルギー政策をどこまで議論できるだろうか」。平成9年7月29日。県原子力安全対策課主幹兼課長補佐の高倉吉久(69)は会議を前に、机の上の資...

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