【安全への問い掛け5】県が独自に監視拠点 福島に移り分析続ける
県は5月末、平成24年度の「県職員録」を発行した。500ページを超える1冊に県の部や課の組織、出先機関の所在地、職員名などを掲載している。 東京電力福島第一原発事故が起き...
もっと見る...県は5月末、平成24年度の「県職員録」を発行した。500ページを超える1冊に県の部や課の組織、出先機関の所在地、職員名などを掲載している。 東京電力福島第一原発事故が起き...
もっと見る...科学技術庁の担当者は県の申し出に冷ややかな反応を示した。「地方に必要がありますか。重荷ですよ」 県は昭和50年8月の県原子力センター(大熊町)の新庁舎落成に合わせて、原子...
もっと見る...東京電力は事故の予兆をつかんでいながら、判断を誤った。その結果、国内で前例のない重大な事故を招いた。 福島第二原発3号機は昭和63年暮れからトラブルが相次いだ。原子炉内の...
もっと見る...初売りで混み合う福島市の商店街で、ポケットベルが鳴った。昭和64年1月に発生した東京電力福島第二原発3号機の再循環ポンプ損傷事故から1年が過ぎていた。 県原子力安全対策課...
もっと見る...県庁西庁舎内は夏の西日で室温が一気に上がる。県原子力安全対策課は、その8階にあった。夜になると、窓から入る風で幾分は暑さが和らぐ。それでも熱気はなかなか冷めない。 平成2...
もっと見る...「国から一筆をもらうんだ」。平成5年初め、県原子力安全対策課長の松井勇(71)は上司から重大な指示を受けた。 東京電力福島第一原発で、発電を終えた使用済み燃料の保管問題が...
もっと見る...県原子力安全対策課長の小山吉弘(59)ら県職員と原発立地4町の担当者は14日、東京電力福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの状況を確認した。使用済み燃料は今後、敷地内にあ...
もっと見る...福島・佐藤栄佐久、福井・栗田幸雄、新潟・平山征夫-。3県の知事が首相官邸に出向いた。平成8年1月23日。応対したのは首相の橋本龍太郎だった。 3県に立地する原発の発電出力...
もっと見る...平成8年1月23日、県原子力安全対策課長の音高純夫(66)は首相官邸の控室にいた。福島、福井、新潟3県の知事と首相の橋本龍太郎との会談が終わるのを待った。 3県は福井県に...
もっと見る...「県という、一地方自治体が、国のエネルギー政策をどこまで議論できるだろうか」。平成9年7月29日。県原子力安全対策課主幹兼課長補佐の高倉吉久(69)は会議を前に、机の上の資...
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