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3.11大震災・福島と原発

国の担当者(右側)を招いた県核燃料サイクル懇話会の会合=平成10年7月

【安全への問い掛け15】プルサーマルに慎重 県の不満、不信なお強く

2012/06/20

 県は平成9年7月に設けた核燃料サイクル懇話会を当初、非公開とする予定だった。県幹部職員による内部の"勉強会"と位置付けたためだ。だが、報道機関の関心は高く、初回から公開する...

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東電の荒木社長にプルサーマル計画の事前了解回答書を手渡す佐藤知事(左)=平成10年11月、県庁

【安全への問い掛け16】県と東電 擦れ違い 地元は3点セットに期待

2012/06/22

 「国のエネルギー政策に欠かせない」  「企業誘致が進まない中で、財源確保、雇用確保に原発は必要」  平成10年2月に開かれた5回目の県核燃料サイクル懇話会には、原発立地町の...

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プルサーマル用のMOX燃料が入った容器を輸送船からトレーラーに移す作業=平成11年9月27日、東京電力福島第一原発専用港

【安全への問い掛け17】安堵の直後 つまずく 東海村の臨界事故に不安

2012/06/23

 大熊、双葉両町に立地する東京電力福島第一原発の専用港に1隻の輸送船が入った。平成11年9月27日午前5時27分、日の出とほぼ同じ時刻だった。船には、3号機で予定しているプル...

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JCO臨界事故に伴い、検査を受ける中学生=平成11年10月、いわき市

【安全への問い掛け18】県、町臨界事故に動揺 保健所に相談、検査相次ぐ

2012/06/24

 平成11年9月30日に茨城県東海村で発生したJCO臨界事故は、県や、東京電力の原子力発電所が立地する大熊、双葉、楢葉、富岡の4町にも大きな衝撃を及ぼした。  「県内にMOX...

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佐藤知事にプルサーマル計画の延期を伝える東京電力の南社長(右)=平成12年1月、県庁

【安全への問い掛け19】県、燃料データに不信 プルサーマル直前で延期

2012/06/25

 東京電力の歴代の社長は、毎年正月を迎えると、知事や、原発と火発がある立地町の町長にあいさつに赴くことが、いつのころからか、慣例のようになっていた。  何事もなれば、文字通り...

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平成16年7月に営業運転を開始した東京電力広野火力発電所5号機。東電の方針変更によって開始時期は当初より遅れた

【安全への問い掛け20】東電、突然の凍結表明 県「地域を翻弄」と反発

2012/06/26

 「広野火発5号機 運転開始延期へ」  平成13年2月3日付の福島民報の紙面は、広野町に建設中の東京電力広野火力発電所5号機の運転開始時期が遅れる見通しを報じていた。  5日...

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エネルギー政策の見直しに当たって開かれた「県民の意見を聴く会」。原発への賛否両論が相次いだ=平成13年5月

【安全への問い掛け21】国との話し合い平行線 県、検討会で政策見直し

2012/06/27

 県が平成13年2月に打ち出したプルサーマルの見合わせや、エネルギー政策の見直しは県内外に波紋を広げた。  翌月、資源エネルギー庁原子力政策課長の原山保人らが県庁を訪ねた。「...

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国の政策に対して、県が疑問や課題を示したエネルギー政策検討会の「中間とりまとめ」

【安全への問い掛け22】国に問題点突き付け 県の検討範囲には限界

2012/06/28

 東京電力福島第一原発事故などを受け、国の原子力委員会は21日、原発で発電を終えた使用済み燃料の取り扱いについて「全量再処理」「全量地中廃棄」「再処理と地中廃棄の併存」の3種...

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トラブル隠しの発覚で、記者会見する川手副知事(左)=平成14年8月29日

【安全への問い掛け23】トラブル隠しに怒り 国、東電への信頼崩れる

2012/06/29

 県エネルギー政策検討会の議論は「中間とりまとめ」に向けて、大詰めを迎えていた。平成14年8月29日夕。検討会の事務局を受け持つ県企画調整部の部長、菊地俊彦(66)は出張先か...

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 双葉町の岩本忠夫町長から原発の安全確認などの要望書を受け取る原子力安全・保安院の佐々木宜彦院長(左)=平成15年5月、富岡町

【安全への問い掛け24】国策問う姿勢続く 「収束」「廃炉」難題残る

2012/06/30

 「東京電力のトラブル隠しは私の人生で大きな出来事だった」。経済産業省原子力安全・保安院の初代院長を務めた佐々木宜彦(67)は、院長在任の平成13年から16年までを思い起こす...

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