【安全への問い掛け15】プルサーマルに慎重 県の不満、不信なお強く
県は平成9年7月に設けた核燃料サイクル懇話会を当初、非公開とする予定だった。県幹部職員による内部の"勉強会"と位置付けたためだ。だが、報道機関の関心は高く、初回から公開する...
もっと見る...県は平成9年7月に設けた核燃料サイクル懇話会を当初、非公開とする予定だった。県幹部職員による内部の"勉強会"と位置付けたためだ。だが、報道機関の関心は高く、初回から公開する...
もっと見る...「国のエネルギー政策に欠かせない」 「企業誘致が進まない中で、財源確保、雇用確保に原発は必要」 平成10年2月に開かれた5回目の県核燃料サイクル懇話会には、原発立地町の...
もっと見る...大熊、双葉両町に立地する東京電力福島第一原発の専用港に1隻の輸送船が入った。平成11年9月27日午前5時27分、日の出とほぼ同じ時刻だった。船には、3号機で予定しているプル...
もっと見る...平成11年9月30日に茨城県東海村で発生したJCO臨界事故は、県や、東京電力の原子力発電所が立地する大熊、双葉、楢葉、富岡の4町にも大きな衝撃を及ぼした。 「県内にMOX...
もっと見る...東京電力の歴代の社長は、毎年正月を迎えると、知事や、原発と火発がある立地町の町長にあいさつに赴くことが、いつのころからか、慣例のようになっていた。 何事もなれば、文字通り...
もっと見る...「広野火発5号機 運転開始延期へ」 平成13年2月3日付の福島民報の紙面は、広野町に建設中の東京電力広野火力発電所5号機の運転開始時期が遅れる見通しを報じていた。 5日...
もっと見る...県が平成13年2月に打ち出したプルサーマルの見合わせや、エネルギー政策の見直しは県内外に波紋を広げた。 翌月、資源エネルギー庁原子力政策課長の原山保人らが県庁を訪ねた。「...
もっと見る...東京電力福島第一原発事故などを受け、国の原子力委員会は21日、原発で発電を終えた使用済み燃料の取り扱いについて「全量再処理」「全量地中廃棄」「再処理と地中廃棄の併存」の3種...
もっと見る...県エネルギー政策検討会の議論は「中間とりまとめ」に向けて、大詰めを迎えていた。平成14年8月29日夕。検討会の事務局を受け持つ県企画調整部の部長、菊地俊彦(66)は出張先か...
もっと見る...「東京電力のトラブル隠しは私の人生で大きな出来事だった」。経済産業省原子力安全・保安院の初代院長を務めた佐々木宜彦(67)は、院長在任の平成13年から16年までを思い起こす...
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