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3.11大震災・福島と原発

原発に関する記述の削除を協議した県総合計画審議会の会合。本格的な見直し作業が年明けから始まる=11月16日、福島市

【立地の遺伝子11】「電源地域」の未来は 厳しい再生の道のり

2011/12/03

 「原発は地域振興に貢献してきた。原発に依存しない代わりに、何をしていくかを考えなくてはならない」。県商工会連合会長の田子正太郎(73)は11月の県総合計画審議会で注文を付け...

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原発廃炉の財政的な影響が示された県幹部による会議。大幅な減収が見込まれ、危機感が募る=11月22日、県庁

【攻防 電力マネー1】全廃炉で財政危機 自治体、収入源探る

2011/12/20

 「大変な額だ。県や市町村の財政は大丈夫なのか」。配られた内部資料を前に県幹部は危機感を抱いた。11月22日、県の三役と部長らによる会議。原発の廃炉に向けた課題の洗い出しがテ...

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【攻防 電力マネー2】首相に交付金 熱望 立地当時、恩恵求め

2011/12/21

 昭和47年秋、東京・目白にある邸宅の前で1台の車が止まった。降り立ったのは知事、木村守江。邸宅の主は、この夏、首相に就いたばかりの田中角栄だった。木村は原発立地の県や市町村...

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備品整備などに交付金が使われたビッグパレットふくしま。交付金の使い道は当初、産業振興などに限られた

【攻防 電力マネー3】地方は「交付金依存」 国、立地へ使途拡大

2011/12/22

 経済産業省資源エネルギー庁に、全国の自治体から問い合わせが相次ぐ。東京電力福島第一原発事故によって、電源三法交付金の見通しを懸念する声だ。  同庁が試算したモデルケースによ...

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3月12日朝、富岡町の「学びの森」から避難する町民。施設整備には原発立地の交付金などが使われていた

【攻防 電力マネー4】「箱もの」建設推進 代替財源見つからず

2011/12/23

 昭和50年代、富岡、楢葉両町に立地する東京電力福島第二原発の建設工事が本格化した。「公共施設の建設が続き、工事の音がやむことはなかった」。富岡町の元職員、白土正一(62)は...

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東北電力浪江・小高原発の建設予定地周辺。浪江町、南相馬市は立地を前提にした交付金の申請を見送った

【攻防 電力マネー5】国と地方思惑合致 「脱原発」受け岐路に

2011/12/24

 「定められた目的に沿っていなければ、交付金は認められない」  「発電所が立地する地域の振興のためだ。分かってほしい」  東京・霞が関にある経済産業省資源エネルギー庁の一室。...

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核燃料税導入時に作成した資料の写しを手にする早川氏

【攻防 電力マネー6】 新たな税収を模索 県の台所事情厳しく

2011/12/25

 福島市の元県職員早川範雄(79)は、ある書類を30年以上にわたって大切に保管している。県が核燃料税を創設するに当たって、自治省(現総務省)などに説明した資料の写しだ。作成は...

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核燃料を原子炉に入れる作業。核燃料税はこの段階で課される(東京電力提供)

【攻防 電力マネー7】新税導入、国は抵抗 県歳入の大きな柱に

2011/12/26

 「核燃料税は福井県だけの特例です」。福島市の元県職員平原正道(76)は、税務課長補佐だった昭和51年春ごろ、東京・霞が関の自治省(現総務省)で、担当者からこう告げられた。全...

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【攻防 電力マネー8】税収に合う事業捻出 核燃税 使途に不満も

2011/12/27

 県庁の一室で県職員が向き合い、机の上には東京電力の原発が立地する双葉郡の地図が広げてあった。  「まだ足りない。ここに道路をもう1本造れませんか」。当時、税務課員だった中井...

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県の地方税制等検討会。核燃料税率の大幅引き上げなどを協議した=平成14年

【攻防 電力マネー9】 税率大幅引き上げへ 東電との対立激しく

2011/12/28

 「核燃料税の税率を7%から10%に上げたい」。平成13年1月、県税務課の担当者が県上層部に報告した。1年10カ月後に予定された核燃料税の更新に向け、税率引き上げが大きな焦点...

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