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3.11大震災・福島と原発

片山総務大臣から税率引き上げ同意の通知を受ける佐藤栄佐久知事(右)=平成14年9月27日

【攻防 電力マネー10】 東電との協議平行線 トラブル隠しで一転

2011/12/29

 県税務課の関係者しか見ることのできない門外不出の報告書がある。題名は「核燃料税バトルの軌跡」。平成14年、税の大幅な引き上げを目指す県は、東京電力、電力業界、経済界などを相...

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核燃料税の地元配分増を県に要望する双葉地方の町村長ら=平成10年

【攻防 電力マネー11】地元配分に募る不満 県とせめぎ合い続く

2011/12/30

 「原発の補助金をもう少し回してくれないか」。昭和62年、市町村行政の担当窓口を務めていた県幹部は、東京電力福島第二原発が立地する富岡町の町長、関本英勇から相談を持ち掛けられ...

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建設中の東京電力福島第二原発1、2号機。県は建設終了後も立地の恩恵が続く仕組みを求め続けた=昭和56年作成の県の要望資料より

【振興への駆け引き1】県、国に特措法提言 豊かさの裏付けを

2012/01/22

 建屋が爆発し、煙が上がる。避難する住民の車が阿武隈山系の狭い道路を埋め尽くす-。東京電力福島第一原発の事故直後、福島市の元県職員佐藤家治(76)は、新聞やテレビで報じられる...

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参院の委員会審議に臨む太田氏(前列右)。国会議員在任中、原発特措法の成立に力を注いだ

【振興への駆け引き2】優遇措置地域に定着 法制化実現残る不満

2012/01/23

 元参院議員太田豊秋(76)が暮らす南相馬市は、東京電力福島第一原発事故による警戒区域や計画的避難区域を抱え、多くの住民が避難生活を送る。  市内原町区にある自宅は約4カ月前...

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松下忠洋経産副大臣に復興事業や政府予算の編成について要望する佐藤知事(右)=昨年7月

【振興への駆け引き3】安定税収「堅持を」 「脱原発」後も要請

2012/01/24

 知事佐藤雄平(64)は昨年7月、東京・霞が関にある各省庁に出向いた。行く先々で、復興事業への予算付けを求め、併せて平成24年度の政府予算づくりに向けた本県の提案を伝えた。 ...

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【振興への駆け引き4】新課税で減収の危機 県、全国と連携し阻止

2012/01/25

 「新たな要望の準備を進めなくては...」。平成15年夏、県税務企画グループ参事を務めていた笠原久雄(60)=福島市=は対応を急いだ。  経済産業省が総務省に「ある提案」を出...

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東京電力福島第一原子力発電所3号機の原子炉に搬入される炉心隔壁(シュラウド)。設備が増える分、町に入る固定資産税が増えた=平成10年2月

【振興への駆け引き5】課税免除 原発は例外 復興に欠かせぬ財源

2012/01/26

 昨年開かれた大熊町の9月定例議会で、1つの条例案が可決された。町内の企業の設備などで一定の要件を満たした「償却資産」について、固定資産税を徴収しないことを盛り込んだ。  東...

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【振興への駆け引き6】資産評価 税収を左右 事故の影響 見通せず

2012/01/27

 大熊町は平成23年度、原発事故前の評価を基に東京電力に原発の固定資産税を課した。しかし、24年度以降の課税では新たな問題を突き付けられている。  東京電力福島第一原発は、発...

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東京電力福島第一原発事故の復旧作業の前線基地となっているJヴィレッジ。芝の上に砂利が敷かれ、駐車場などに使っている

【振興への駆け引き7】Jヴィレッジ建設申し出 増設の調査と同時に

2012/01/28

 楢葉、広野両町にまたがるサッカー施設・Jヴィレッジは、東京電力福島第一原発事故以降、原発復旧作業の前線基地に変わった。一流選手がプレーしたピッチは芝の上に砂利が敷かれ、駐車...

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中川副知事にJヴィレッジの寄付申し込み書を手渡す東電の小木曽常務(左から2人目)=平成9年6月10日、県庁

【振興への駆け引き8】施設寄付と増設は別 県、「見返り」に懸念

2012/01/29

 福島第一原発(大熊町・双葉町)に2基、広野火発(広野町)に2基を増設する-。平成6年8月、東京電力は、サッカー施設の寄付を県に申し出ると同時に、発電所の増設計画を公表した。...

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