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福島をつくる-未来への挑戦

蔵で作業する慎也(右)と里英

福島をつくる(61) 第5部 酒づくり 喜多の華酒造場(喜多方) 夫婦で蔵元を再建

2015/11/02

 秋晴れとなった10月中旬。昔ながらの酒づくりの道具が所狭しと並ぶ蔵の中に、一仕事を終えた若夫婦の姿があった。「あれも、これも最初は何も分からなかったよ」。喜多方市の喜多の華...

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研究室で新たな酵母の研究を続ける鈴木

福島をつくる(62) 第5部 酒づくり 県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター 吟醸酒に「設計図」

2015/11/03

 会津若松市にある県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの研究室。冷蔵庫には、さまざまな酵母でつくった清酒が並ぶ。  醸造・食品科長の鈴木賢二(54)は新たな酵母の研究を続...

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寄せ書きを見詰めながら、金賞受賞を支えてくれたつながりを振り返る四家。

福島をつくる(63) 第5部 酒づくり 高品質清酒研究会 常識変えた「金取り会」

2015/11/04

 いわき市内郷高坂町にある四家酒造店の事務所に寄せ書きが飾られている。平成8年、「又兵衛」が全国新酒鑑評会で初めて金賞に輝いたのを祝福し、知人らから贈られた。「あの時の喜びは...

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ミラノ万博で福島の地酒の技術力を説明する細井(左)

福島をつくる(64) 第5部 酒づくり 技術委員会 若手登用理想を追求

2015/11/05

 会津若松市の県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターで9月10日に開かれた県秋季鑑評会。蔵元が魂を込めてつくった酒を利き酒し、採点していく。「香り良し」「素晴らしい味の膨ら...

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「一歩己」を手に、より良い酒づくりへの決意を新たにする賢征

福島をつくる(65) 第5部 酒づくり 新銘柄 一歩一歩味に磨き

2015/11/07

 「うちの伝統の味とは異なる自分の酒を造りたかった」。古殿町にある豊国酒造の矢内賢征(けんせい)(29)は醸造タンクの温度計を見詰めた。愛情を込めて管理しているのは平成23年...

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仕込んだ酒の状態を確認する孝市

福島をつくる(66) 第5部 酒づくり 多品種製造 多彩な味わい表現

2015/11/08

 ひんやりとした蔵にほのかな甘い香りが漂う。「おいしくなれよ」。会津坂下町の曙酒造の杜氏(とうじ)鈴木孝市(31)はタンクに仕込んだ日本酒の状態を確認しながらそっと言葉を掛け...

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新たな酒づくりに向けて麹米を丹念に混ぜる阿部

福島をつくる(67) 第5部 酒づくり 地元産米 農家と誇りを共有

2015/11/10

 猪苗代町にある稲川酒造店の杜氏(とうじ)阿部毅(42)は10月中旬、町内の115号国道沿いの田んぼで、2年目となる酒造好適米「夢の香(かおり)」の稲刈りに汗を流していた。コ...

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オランダの新聞に掲載された大七酒造の記事を懐かしそうに手にする太田

福島をつくる(68) 第5部 酒づくり 海外進出㊤ 本物出せば売れる

2015/11/11

 二本松市の大七酒造社長・太田英晴(55)は「Sake is sexy」の見出しが躍るオランダの新聞を広げた。平成20年に同国で開かれたワイン国際見本市に初めて日本酒を出品し...

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客に自慢の酒を勧める斎藤(左)。海外展開を見据え、酒づくりを学ぶ日々だ

福島をつくる(69) 第5部 酒づくり 海外進出㊥ 古里への愛詰める

2015/11/12

 「この酒は冷やして飲んでね。あちらは熱かんでも大丈夫ですよ」。福島市で唯一の蔵元・金水晶酒造店に明るい声が響く。常務の斎藤美幸は、本社に隣接する売店に並んだ商品を指さし、客...

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新酒の「酒母」をかき混ぜる東海林(写真右)とマレーシアなどから届く注文のメールを確認する唐橋(同左)

福島をつくる(70) 第5部 酒づくり 海外進出(下) 「世界一」追い風に

2015/11/13

 喜多方市の夢心酒造社長・東海林伸夫(46)は10月中旬、蔵で酒のもととなる酒母をかき混ぜていた。「海外でも喜んでもらえるいい新酒ができそうだ」。自然と笑みがこぼれた。  同...

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