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3.11大震災・福島と原発

オフサイトセンターの開所で、施設や設備を確かめる各機関からの出席者=平成14年4月1日

【「前線基地」の苦悩18】建設、運営で擦れ違い 県、国話し合い少なく

2012/03/15

 「原子力災害が発生した場合に『緊急事態応急対策拠点施設』として使用することを目的として、福島県と国が協力して整備したものです」  県が作成した大熊町のオフサイトセンターのパ...

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東電福島第一原発事故の4カ月前に行われた県原子力防災訓練。避難した住民に対するスクリーニング=双葉町体育館

【「前線基地」の苦悩19】見過ごされた「警鐘」 訓練、反省生かされず

2012/03/16

 東京電力福島第一原発事故が起きた平成23年3月、県は1冊の報告書をまとめていた。A4判で、310ページ余り。事故から4カ月前の22年11月、大熊町のオフサイトセンターを中心...

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オフサイトセンターの代替施設となっている県庁の正庁。住民支援班などが新設された

【「前線基地」の苦悩20】「守り抜く」約束ほご 業務の対象次々拡大

2012/03/17

 県の防災対策に関わった県職員の1人は、同僚から聞かされた話に耳を疑った。「大熊町のオフサイトセンターが県庁内に移っている」  東日本大震災が発生してから2週間余りが過ぎた昨...

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日本原子力学会の「年会」には全国から会員が集まった。原発事故の課題が山積する中で模索は続く=19日、福井市

【専門家集団の模索1】「ムラ」の議論を反省 不足した情報発信力

2012/03/23

 「想定を超える事態への対応に考えが及んでいなかった」。日本原子力学会の会長を務める東大大学院教授の田中知は、東京電力福島第一原発事故の厳しい現実を前に、専門家集団のトップと...

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「年会」の会場には新技術の研究成果を展示した。本県復興の前提となる除染技術の開発は発展途上だ=21日、福井市

【専門家集団の模索2】支援やっと緒に就く 求められる事故解明

2012/03/24

 放射性物質で汚れた環境修復の技術指導、放射線知識の普及...。日本原子力学会は19日から福井市で開いた「春の年会」で、本県復興への支援を強化する方針を打ち出した。「福島プロ...

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東電の事故対応を報告した特別シンポジウム。参加者から疑問や指摘が相次いだ=19日、福井市

【専門家集団の模索3】事故原因 進まぬ特定 判断材料 依然乏しく

2012/03/25

 「福島第一原発で地震による初期の損傷はなかったと考えている」  日本原子力学会「春の年会」初日の19日、東京電力福島第一原発事故をテーマにした特別シンポジウムで、東電の原子...

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JAEAは除染モデル実証事業で効果を検証している。新技術の確立には至っていないのが実情だ=昨年12月13日、伊達市

【専門家集団の模索4】効果的な除染「限界」 新技術確立は長期化

2012/03/26

 「福島県内の汚れている場所を全て除染することはできない」「全体を年間1ミリシーベルト以下にすることは非常に困難」  日本原子力学会「春の年会」初日の19日、東京電力福島第一...

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日本原子力学会の年会で意見を交わす研究者。原発事故から1年が過ぎ、検証作業は正念場に入る=19日、福井市

【専門家集団の模索5】危機管理の不備指摘 「学会改革」自省の声

2012/03/27

 原子力の専門家とされる技術者にとって聞き慣れない言葉だった。「エリート パニック」。主に災害社会学の分野で使われ、原子力と関わりの深い工学や理学などの系統とは縁の遠い考え方...

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国の現地事務所の開所式に臨む遠藤氏(右から2人目)。住民を守るための壮大な構想を描いた=昭和55年撮影、県原子力安全行政10周年記念誌より

【覆された備え1】シェルター構想幻に 安全信じ議論されず

2012/04/19

 大熊町副町長の鈴木茂(63)は4月上旬、会津若松市にある町役場会津若松出張所の一室で、1冊の本を食い入るように見つめた。「こんな壮大な考えを持っていたとは...」。視線の先...

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昭和48年、放射性廃液漏れ事故が起きた建屋=県原子力安全行政10周年記念誌より

【覆された備え2】廃液漏れ通報遅れる 「蚊帳の外」大熊町怒り

2012/04/20

 「炉心には放射能と言う怪物が充満しておる事実は覆い隠す術はない」  昭和57年、大熊町長の遠藤正は、原子力発電所が抱える危うさを、人間にとってうかがい知れない怪物のような存...

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