戻せ恵みの森に ―原発事故の断面― 第1部・帰還困難区域

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 福島県は母なる森に抱かれている。県土の約7割を占める森林は、人々の暮らしを支えてきた。原発事故発生から10年9カ月余りが過ぎたが、山林の除染はほぼ手つかずの状態だ。森を守る仕事の担い手は減少し、鳥獣被害も後を絶たない。荒廃が懸念される古里の森林の現状を追う。