「霞が関」の都合(1) 進まぬ中間貯蔵整備 環境省でいいのか
自民党東日本大震災復興加速化本部長の額賀福志郎をはじめ閣僚経験者ら数人が1月上旬、国会内の一室に集まった。いら立ちをあらわにしていた。「中間貯蔵施設の用地取得に時間がかかり...
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もっと見る...「人員を増強するなど、できることは全てやる。(用地取得で)行き詰まっているところを解消していく」。今月5日の閣議後の記者会見で環境相の丸川珠代は難航している中間貯蔵施設の用...
もっと見る...「ここに庭木があるはずだ。子どもの入学記念で植えたんだから間違いない」。中間貯蔵施設の用地交渉に当たる環境省担当者(57)は昨年秋、地権者から指摘を受けた。 担当者は自宅...
もっと見る...「中間貯蔵施設整備のため、公有地の提供を検討してほしい」。環境省福島環境再生事務所の幹部は1月下旬、郡山市で開かれた双葉地方広域市町村圏組合の管理者会議で切り出した。初めて...
もっと見る...8日夜、東京都内のホテルの一室。森林除染の徹底を求め、環境省などへの要望活動を終えた県森林組合連合会の役員と元復興相の根本匠(衆院本県2区)が顔をそろえていた。「あの発言は...
もっと見る...5日に東京で開かれた復興、環境、農林水産3省庁による作業チーム「福島の森林・林業の再生のための関係省庁プロジェクトチーム」の初会合。復興相の高木毅、環境相の丸川珠代、農林水...
もっと見る...「本当に組織として機能するのか。看板倒れにならないといいが」。川俣町で建設業を営む大内秀一(68)は復興、環境、農林水産3省庁による「福島の森林・林業の再生のための関係省庁...
もっと見る...森林除染を求める県内の関係団体の要望に、歴代の復興相は一定の理解を示してきた。しかし、対応は環境省に委ねた。 その結果、昨年12月、環境副大臣の井上信治が「森林を全て除染...
もっと見る...双葉町長の伊沢史朗は昨年12月、要望書を手に東京・霞が関をひたすら回った。復興庁をはじめ内閣府、環境省、国土交通省、経済産業省、文部科学省、厚生労働省...。行く先々で「復...
もっと見る...「政府の人事は長くて2年。この5年間、福島の問題に継続して向き合ってきた人は私の知る限り1人だけだ。復興庁の事務次官以外はみんなポジションが変わった」 今月9日、福島市内...
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